TOKYO MXで放送中のドラマ『片恋グルメ』は、出版社を舞台に、現実の恋に踏み込めない漫画編集部員の女性が、想いを寄せる男性営業部員に近づくべく、彼が食べたものと同じメニューを食べ、妄想しながら追体験(=食事ストーキング)をしていくというストーリー。恋の行方はもちろんのこと、胸キュンの妄想シーンや食欲をそそる(実在するお店の!)料理の登場に、疲れが吹っ飛び幸せな時間に浸れます。
CHANTO WEB では主人公・所まどか(通称:コロ)を演じた本仮屋ユイカさんにインタビュー! 食べることが大好きという本仮屋さんの“食事”にまつわるお話やコロに共感したポイント、さらに、理想の夫婦像までたっぷりと語っていただきました。お話を伺っているだけでも、お腹が空いてしまうインタビューです(笑)。
—— 第1話から、「胸キュン生産工場」など少女漫画の編集部らしいキーワードがポンポン登場していましたが、本仮屋さんが一番胸キュンしたシーンを教えて下さい。
本仮屋さん
コロが憧れる八角さんとコロに好意を寄せる星くんと3人でご飯に行くシーンで、ドギマギしているコロのところに「コーロさん、一緒に行きません?」と星くんが迎えにきてくれるところです。私、ベタというよりベタベタなのが好きなので、迎えにきてくれるというお姫様感にうれしくなりました。キュンとときめいて「(私の推しは)星くんにしよう」と思った場面です(笑)。
—— 八角さんと星くんタイプがだいぶ違いますよね。
本仮屋さん
同じ価値観で「楽しいね」と言い合える八角さんみたいな人との恋愛を、星くんとしてみたいって思います。どっちの良いところもいただいちゃいます。譲れないです、ちょっと欲張りですけど(笑)。
—— 妄想や理想は欲張っても問題ないですから(笑)。会社のモテ四天王の1人である八角さんのかっこいい仕草に女子社員がメロメロでしたね。
本仮屋さん
腕まくりや喉ぼとけ、いろいろな仕草やパーツにみんながキュンキュンしていましたが、私自身はスーツ男子が大好きなので、幸せな現場でした。星くんのように色を多めに使ったスーツ姿にリュックという組み合わせも素敵だし、八角さんのようなオーソドックスなスーツもとても魅力的でした。ワイシャツ姿も好きです。シャツって清潔感もあるし、骨格とか筋肉の動きがちょっと透けて見えるのがいいですよね。素肌に着るのも、ランニングをきているのもどっちも好きです。
—— コロちゃんたちのようになかなか細かい部分まで見ていますね。
本仮屋さん
私のオタク気質が出ちゃいますね。最近思ったのは、ディテールを愛せるのがオタクなんじゃないかなって。深く追いかけるだけでなく、細やかに見る。目で見て愛でられること、見ているだけで愛情を込められる人こそ、オタクなんだと思いました。そういう部分ではコロと通じるところがあると思います。
—— 見た目以外で八角さんが「素敵だな」と思ったところはありますか?
本仮屋さん
一番いいなと思ったのは八角さんの否定しないところ、です。「いや、でも」みたいなことは言わずに、「うん、そうですよね」と一回受け止める。大人の余裕を感じるとても素敵な姿だと思いました。