「アルコール度数が高めで飲みにくい…」「パッケージが無骨すぎて買いにくい…」
日本酒は女性が手に取るにはハードルが高いと感じ、お祝い事のときや和食を食べる時以外はあまり飲まないという人も少なくないのではないでしょうか?
そんなの“取っつきにくい”というイメージを覆すような日本酒が誕生しました!味や香りにこだわったお酒であることはもちろん、実はパッケージにも特別なメッセージが込められているんだとか…。
まるでシャンパン?女性も飲みやすい柔らかな口当たりにびっくり!
9月10日に永井酒造から発売された「
Mizubasho Artist Series水芭蕉アーティストシリーズ」は「日本酒は苦手…」という人でも飲みやすいのが大きな特徴です。
今回発売されたのは「食前酒」「食中酒」「食後酒」の3種類。食前酒である「Sparkling-スパークリング-」は瓶内二次発酵技術を使うことで、まるでシャンパンのようにしゅわしゅわと発泡する日本酒です。アルコール度数はやや低めの12%となっているので、強いお酒が苦手な人も楽しめるはず。桃やりんごのような甘酢っぱい香りに気分も華やぎます。
「Still-スティル-」は「日本酒=和食にしか合わない」というイメージをがらりと変えてくれる食中酒です。ほのかに感じられるグレープフルーツの香りが爽やかで、食事の味を上品に引き立ててくれます。クセのない軽やかな飲み口なので、和食だけでなくイタリアンやフレンチと合わせても楽しめそう!
「Dessert-デザート-」は食後酒として楽しめる甘口のお酒。お酒だけで楽しむのはもちろんのこと、スイーツや果物、チーズなどに合わせるのもいいですよ。こちらもアルコール度数はやや低めの12%なので、翌日に響くのは困るけど今夜はお酒を飲んでのんびりしたい!という夜にぴったりです。
パッケージの水芭蕉の絵に込められたメッセージとは?
「Mizubasho Artist Series水芭蕉アーティストシリーズ」のパッケージデザインには、お酒の名前にもなっている水芭蕉の絵がプリントされています。男性的なデザインが多い日本酒のパッケージデザインの中で目を引くこの淡く柔らかい絵は、俳優であり画家でもある片岡鶴太郎さんが手掛けたものです。
実は今回発売された「Mizubasho Artist Series水芭蕉アーティストシリーズ」のパッケージデザインは、「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」に賛同したアーティストとのコラボレーション企画のひとつ。
「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」は永井酒造の社長である永井則吉さんが3年前に尾瀬を訪れた際、水芭蕉の花が激減している光景にショックを受け、「何とかして水芭蕉の花がある尾瀬の風景を復元したい」という想いから立ち上げたプロジェクトです。このプロジェクトの一環として、今後も尾瀬の水芭蕉の開花時期に合わせてアーティストシリーズが発売されていきます。
ちなみに、「Mizubasho Artist Series水芭蕉アーティストシリーズ」の売り上げの一部は「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」に寄付される仕組みになっています。
温暖化や開発などで少しずつ失われている美しい自然。子どもたちの世代に残してあげたいと思いながらも、日々の生活のなかでは何か具体的なアクションを起こすのは難しいもの。美味しいお酒を楽しみながら、美しい風景を守る活動をサポートしてみませんか?
文/CHANTO編集部