新型コロナウイルス感染症対策で、親も子どもも在宅時間が増えました。家にいるとはいえ、親はテレワークで仕事をしなければならない。一方、子どもは休校や休園で時間を持て余している…となると、子どもがネットに触れる時間は自然と長くなります。

 

CHANTO読者アンケートでも、「コロナ禍をきっかけにお子さんのインターネット視聴時間はどう変わりましたか」の問いに、「増えた」と回答した人は82%にのぼりました。

 

視聴時間の長さだけでなく、ネットに関する心配ごとはたくさんありますよね。インターネットが常に身近にある世界で、親はどう子どもを守り育てていけばいいのでしょうか。今回はCHANTO読者アンケートから、親の悩みや家庭で行っている対策を紹介していきます。

 

みんなのお悩み第1位は「ネットの長時間視聴」

CHANTO WEBが行った読者アンケートで目立った悩みが、子どもがネットを見過ぎてしまう問題です。

 

子どものネット利用でもっとも怖いと心配していたことも、多くの人が「ネット依存」を挙げました。

 

アンケート結果

 

実際には何時間ぐらいネットを視聴しているのでしょうか。アンケートによると、コロナ禍以降では、1〜3時間以下がもっとも多く、次が0〜1時間以下でした。一方、5時間以上という子どもも多くいました。

アンケート結果

1日長くても1時間以内と意識はしていたものの、仕事を進めることを優先してしまい、結局どれだけ使っていたのかわからない状態でした(35歳会社員/長男1歳)
長時間見過ぎなので止めさせようとすると泣きわめき、手が付けられなくなる(37歳会社員/長男9歳長女3歳)
何時まで、と決めても、あと少しあと少しで結局だらだら見ていた(43歳自営業/長女11歳次女8歳)