怒るより“心配”するべき!?
客の前で従業員を怒る上司の例に不満の声が続出していましたが、ではなぜ場所をわきまえず怒ってしまうのでしょうか。
「客の前でも部下を叱ることがある」という人からは、「後から呼び出して怒るより、ミスをしたらその場できちんと指摘した方が学べると思う」「人前で怒られれば当然恥をかくから、その気持ちをバネにもっと頑張れるはず」といった声が上がっていました。
意図的に客の前で部下や従業員を怒る人もいるようですが、怒られる側のモチベーションが下がったり、トラウマを植えつけるようでは、元も子もありませんよね。
そこで、部下や後輩を抱える人たちに対して、「人前で怒っても客や部下をイヤな気持ちにさせるだけだし、個別に呼び出して1対1の状況で注意するのが賢明かも」「周りに人がいる状態で叱られた時、前向きな気持ちになれる人は少ないんじゃないかな。自尊心を傷つけられたら『自分はダメな人間だ』って考えるうえに、指摘された内容も頭に入ってこないよ」というアドバイスも寄せられていました。
また、“怒り方”に関しても、さまざまな意見が。例えば、「頭ごなしに叱るより、『ミスしたようだけど大丈夫?』と心配していることを伝えた方がいい。わざわざ相手を不愉快にさせる怒り方をしなくても、十分反省するはず」「怒ってもまた同じ失敗をする可能性もあるから、“どうすれば同じ失敗をしないか”をアドバイスしてあげて。解決策を一緒に考えることで信頼感も生まれるし、部下の成長にも繋がると思う」といった声が上がり、一方的に怒るのは控えた方がよいと考える人が多いこともわかりました。