上手く伝えられない人にありがちなこと
“上手く伝えられない人”にありがちなミスには、他にどのようなものがあるのでしょうか。
例えば、「ママ会の予定を立てている時に、『あの人が苦手だからうまくセッティングしてくれない?』とお願いされた」という場合。お願いされた側は「その人を呼ばずにこっそり開催しよう」と思うかもしれませんが、実は「苦手なあの人と距離を近づけるためにセッティングしてほしい」という意味かもしれません。複数の意味に捉えられる言葉は、できるだけ避ける必要がありそうですね。
似たようなケースは他にもあり、「時間を伝える時も、“午後〇時”なのか“午前〇時”なのかをはっきりさせないとこんがらがる」「『~なやつ』みたいなふわっとした表現を使うと、いろんな解釈ができちゃうから伝わりにくい」といった声も上がっていました。
また「どんなにわかりやすく話そうとしても、話が長いと聞き流される」との指摘も。しっかり伝えるため具体的に話すと、ついつい会話が長文になってしまうことがあります。しかし矢継ぎ早に情報を出されては相手もついてこれないので、しっかりと要点をまとめて短く話す必要が。一度に全てを伝えるのではなく、会話のキャッチボールの中で情報をつけ足していけるといいですね。