会議やブレインストーミングは、メモを取りながら進めると効率的。最近、ビジネスマンの間では、思考の整理に役立つ「マインドマップ」というメモの取り方が注目を集めています。ビジネスの場で効果的に取り入れるために、書き方のルールを見ていきましょう。

考える力が伸びる「マインドマップ」

マインドマップとは、イギリスの著述家・トニー・ブザンが生み出した言葉。中心に議題となることやメインテーマを起き、そこから連想されるワードやアイデアを線で放射状につないでいく方法です。分岐したキーワードからさらに分岐することもあり、この連鎖は限りなく発展させることが可能。記憶力や理解力、発想力の向上に役立つと言われています。

 

ビジネス書などでも多数取り上げられているマインドマップですが、箇条書きよりも自由度が高いのが特徴。1つのテーマをイメージから深く掘り下げる手段として使われることが多いようです。勉強の内容整理やプレゼンテーションの資料、タスク整理・管理など、応用次第でさまざまな場面に活用できますよ。

 

マインドマップを作る時には、1枚の大きな紙とペンがあればOK。罫線が入っていると線を引くとき邪魔になってしまうので、なるべく無地の紙を用意してください。また、項目ごとに色分けできるようにペンは何色か準備しておきましょう。何よりも、自分のスタイルで書ける環境を整えることが大切です。