【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:ナヲミング
現在、私は、生後8ヶ月になる娘の育児休暇中。3人目の子どもなので、これがおそらく人生最後の育休! 赤ちゃんと過ごす時間を大切にしたいけれど、育休中の今しかできないことを楽しみたいと思っています。そんな私が今はまっていることのひとつが、リメイクソーイング。
思い出を捨てずに、形に残しておきたくて
きっかけは、兄弟三人着回した新生児服を処分する時のこと。長男が生まれる前に初めて買った肌着。買った時の気持ちや初めての育児のことを思い出し、3人の赤ちゃんを包んでくれた肌着をそのまま捨ててしまうのは忍びないと思ってしまい、リメイクに挑戦してみることに。お裁縫が得意なわけでもなく、ミシンを出すのもめんどくさいくらいの私ですが、簡単に作れそうなスタイを作ってみました。
簡単かと思ったけれど、初心者にはなかなか難しく、ヨレヨレ(笑)。よく見ると縫い目もおかしいところがありますが、私は思い出を形に残せたことに大満足です。娘のスタイとしても活躍しましたよ。自宅専用ですけどね。
お兄ちゃんの男の子の服を、女の子用にリメイク!
夏が終わり、衣がえの季節になり、来年は着られないだろうロンパースを処分することに。衣装ケースの中には、まだ着られそうな服は保管していますが、上二人は男の子。残念ながら、娘にまわせるデザインの服は少なそう…。が、ここでまたリメイク熱が再発!ロンパースの股の部分を切り取り、これまたいらなくなったTシャツの下の部分と縫い合わせてリメイクしてみました。これなら来年も着られそう! 男の子っぽいデザインのランニングは、丈を短くカットし、私の着なくなったスカートを縫い付けてワンピースに生まれ変わりました。
笑われてしまいそうなヘナチョコですが、きっと娘が着ればかわいいはず(親ばか)
とっても簡単♪ エコバッグも作ってみました
お次は、たくさん出てきたTシャツやランニングで、ミニエコバッグを量産!
持ち手の部分をジャキっと切って、底の部分をジャーっと縫うだけ。
抱っこひものカバーを作ってみたりもしました。こちらは、柄が気に入っていて捨てられなかった私のブラウスを活かしています。
ちょっとずつリメイクソーイングをしているうちに、だんだん腕前も上がってきたような?!
子育て中のママがリメイクを楽しむコツ
そうはいっても子育て中の身。たっぷり時間がとれるわけではありません。作業できるのは、娘のお昼寝中やお兄ちゃんと遊んでてゴキゲンな時、夜寝かしつけた後くらいなので、まとめて仕上げるのはなかなか難しいです。子育て中のママがリメイクソーイングを楽しむコツは、
①イメージを膨らませておくこと
このリボン何かに使えるかな、これとあれを組み合わせたらどうかな…と、子どもの服を見ながら素材を探す。買い物に行った時や雑誌やインターネットで気に入ったデザインにアンテナを張る。絵や切り抜きをノートに貼ってりしてもいいですね。きっとステキな作品ができると思いますよ。
②工程を細分化すること
実際にリメイクソーイングをする時、布を裁つ、アイロンをかける、待ち針で留める、ミシンをかけるなどの工程がありますよね。でもその前に、ミシンをひっぱり出す、ボビンに糸を巻く、100均でレースを買う、などなど、細かい工程がもっとたくさんあります。思いつくもの全部をノートやフセンにメモすると、赤ちゃんがいてもできること、でかけたついでにできること、寝かしつけの後しかできないことが見えてきます。すべて1日で仕上げることはできなくても、お昼寝の前にミシンを出しておこう! 今日買い物に行ったらレースを買おう!とスモールステップの下準備をしておくだけで、取り掛かりがぐんとスムーズになります。いざ、作業しようと思ってもほんの少ししか進まなくてイラっとすることもありますが、仕事とは違って、続きはまた明日~くらいの気持ちで取り組むことも大事かもしれませんね。ガツンと作りたい人は、旦那さんがお休みの日にまとめて作っちゃうってのもありですよね。
リメイクソーイングのいいところは、思い入れのある服を手放さなくて済むだけでなく、材料をあまり買わなくてもいいので安上がりでいつでもできること、端処理や元々の構造を活かせるので、簡単に仕上げられることではないでしょうか。思い出の物を使って新しい物を作り出すって、とってもクリエイティブで楽しいですよ。