さーたりさんが実生活で気をつけていることは?

手洗い以外で、さーたりさんが実生活で気をつけていることも気になりますよね。普段から気になっていた疑問について、聞いてみました。

 

──「帰ったら即手洗い」と言われますが、コートやバッグなどを脱いだりしまったりするのが先、という認識で問題ないでしょうか。

 

さーたりさん:

手洗いしても、またコートなどを触ると意味がありません。私もコートを脱いで、バッグを置いてから手洗いをしています。

 

──インターネットで「ドアノブや携帯などをアルコール除菌シートで拭いたほうがいい」という情報を見かけました。これもやるべきなのでしょうか。子どもの持ち物なども気になります。

 

さーたりさん:

ドアノブやトイレのふたやボタンなど、よく触る場所はこまめに掃除したほうがいいですね。アルコールが手に入りにくいならハイターや台所用洗剤で代用してもOKです。

 

スマホや携帯は外でも家でも手に取るので、帰宅したらすぐに拭いたほうがいいですよ。

 

──インターネットでは、ほかにも「お風呂は帰宅後すぐに入ったほうがいい」という情報を見かけました。さーたりさんは普段、どのようにされていますか。

 

さーたりさん:

界面活性剤(石けん)がウイルスに有効ということはわかっていますので、帰宅後すぐに入ることは理にかなっています。 でも他の家事もあるし、なかなかそうはいきませんよね。わが家もお風呂は普段どおり夕食後に入っていますし。 帰宅後はまずは手を洗い、気になるなら洗顔をするのがいいと思います。これなら帰宅後すぐにできますよね。

 

──子どもに効果的なマスク着用を徹底するのが難儀だという声をよく聞きます(すぐはずしてしまったり、表面を触ってしまうなど)。さーたりさんがお子さんにマスクを着用させる際に気をつけていること、伝えていることがありましたら、教えていただけますでしょうか。

 

さーたりさん:

わが家では、子どもにはマスクをつけさせていません。“三密”の場所には行かせていないので。数少ないマスクは、もし家族内で感染者が出た場合に備えています。マスクの有無にかかわらず、むやみに顔を触らないようには話しています。

 

子どもにマスクをつけさせることより、まずは以下の“三密”の場所を避けることが何より大切なんですね。
  • 密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
  • 密集場所(多くの人が密集している)
  • 密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)

 

日々感染者がふえて、不安な毎日を過ごしている人も多いと思いますが、さーたりさんの手洗いソングを実践すれば、かなりのリスク減になります。 生活するうえでの注意点も意識しながら、さっそく家族みんなで実践してみてください!

 

取材・文/ちゃんと編集部