【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

                       

ライター名:のぶこ

 

賃貸住宅の悩み・・・それはズバリ「収納力」!

みなさんのおうちは持ち家ですか? それとも賃貸ですか?わが家は賃貸ですが、いずれはマイホームが欲しいなーなんて夢を描いています。それでも現実的なことを考えるとマイホームを建てるのは何年か先なのかな…なんて思ったり。それぞれのご家庭によって事情はさまざま。持ち家・賃貸、どちらにしてもメリット・デメリットがあるし、一概に「持家の方が絶対にいい!」なんて言えるものでもありませんよね。それでも、賃貸物件に住んでいると…、「収納が少ない」なんて悩むことありませんか? 持ち家なら設計時に意見を反映して収納を増やしたり減らしたりできることも、壁に穴を開けたりもできるから自由に棚を増設したりすることもできますが、賃貸だとオーソドックスな収納しかついてないし、壁に穴を開けるのもNGなことが多いですよね。わが家も夫婦と3人の子供たちで賃貸物件に住んでいるのですが、引っ越し当初はやはり収納に悩まされました。そこで今回はテレビやインテリア雑誌などでよく紹介されているディアウォールというグッズを使ったDIYをご紹介します!

 

壁や床を傷つけずに「玄関前収納」ができた!

わが家の場合、まず家に入った最初の場所、玄関にげた箱やアウターをかけたりアウトドア用品を収納する場所がまったくありませんでした。5人家族なのでアウターも5人分かける場所を確保したいし、子供がいるとアウトドア用品もだんだんと増えてきて…。ホームセンターの家具売り場に行けば、玄関用のクローゼットみたいな家具も販売されているのですが、大きい家具を購入すると後々引っ越すとき大変なんですよね。いずれはマイホームを…と考えているので、大きい収納家具を購入したところで結局は必要なくなり処分するかも・・・と思うと、もったいないな…と思ってしまいます。悩んだ結果、最近よくテレビで見かける、「ディアウォール」を試してみることにしました。「ディアウォール」は写真のこげ茶色の部品のこと。これを、ホームセンターで2セットで1500円ほどで購入しました。そのほか、柱になる板材2本と、棚板になる木板を必要なぶん、用意します。

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2コで1セットになっていて、部品の中にはスプリングが入っています。板材の両端にディアウォールをはめこと、板材が突っ張り棒のような状態になり、柱に変身できる優れものアイテムなのです!これに床から天井までの高さと同じ長さの板材をはめ込んで、玄関の壁にセット。写真のように平行になるように設置します。

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さらに2本の板材の幅に合わせてカットした木板をL字金具やビスで柱に固定し、棚を作ります。これなら、天井や床はもちろん、壁にも傷をつけることなく、好きなように収納を増やせます。

 

高さや収納の仕方もカスタムできて便利!

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私は上部に棚板をつけて収納場所に。使用頻度低めのアウトドアグッズはここに収納。さらに、その棚板に突っ張り棒を渡してハンガーラック風にアレンジ。大人用のアウターなどはハンガーに掛けて収納できるようにしました。低い位置には板を張ってその上からフックを取りつけ、子供のアウターや保育園セット、帽子などを掛ける収納に。

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収納ができたら、家事も育児もラクになった♪

今回初めて試してみたディアウォールでしたが、いちばん嬉しかったのは子供3人分の保育園グッズがこども別に分けて収納できるようになったことでした。子供が増えるにつれ、保育園の準備物も増えますし、毎朝どの子のカバンに何を入れて何が抜けているのかプチパニックになっていたのでかばんをひっかけてわかりやすく収納できるようになったことは朝の準備の時短にもつながりました。また、これからは寒い季節が到来するのでアウターもやはり5人分必要になりますし、出かける際にすぐに手に取れる玄関の位置にアウターが収納できるようになったことも助かります。

 

賃貸だから仕方ない…と不便なところも我慢していましたが、ディアウォールのおかげで快適な収納を実現することができました。ちなみに今回のDIY、あたかも自分でしたように紹介してしまいましたが、実はほとんど主人にしてもらいました。長い板材を購入するのも女性の力では大変ですし、柱を設置するのもなかなか力仕事です。できれば、ご主人など男の人に協力してもらえるときのほうが、安心かもしれません。

 

収納に悩んでいる賃貸住まいのみなさん、ぜひ、参考にしてくださいね。