【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:椙本浩子
送ってほしくないDMや、見たくないくらい詐欺まがいのDMがPOSTに入っていたことありませんか? 私は何度か受け取ってしまい、とても不愉快な思いをしたことがあります。今回、自宅のポストに入っていた不要なDMを受け取り拒否する方法をわたしの体験談を踏まえてご紹介します。暗いイメージをもたれたらごめんなさい。
きっかけは約16年前、わたしの体験談
約16年前に娘と一緒にTVを観ていると、電話がなり、すぐに出ました。
電話口から20代前半の男性の声で、「●●(主人の名前)だけど・・・」小さい声で聞き取れなくて、あきらかに主人ではないので「はぁ?」と言うと、今度は大きな声で「●●だけど事故してん」(なぜか大阪弁でした)
絶対に主人ではないし、間違い電話でもない、これは悪質ないたずらと考えました。実は、このころまだ、オレオレ詐欺があまりニュースで言われてなかったころです(なんせ、16年前)。私「あ、そう」と、電話を切り主人に連絡してから警察に電話を。この時に警察の方から、オレオレ詐欺のことを知りました。そこで、かかってきた電話番号を控え、着信拒否に設定したんです。ところが、今度はハガキで振り込め詐欺がきました。内容は、パソコンでのクリック詐欺でしたが、その時はまだ家にパソコンがなくて明らかにおかしくこれもまたすぐに警察に相談へ。
警察の方「(文章を読み上げ)って書いてありませんか?」私「え?どうしてわかったのですか?」警察の方「市内で何人もの家に同じハガキが送ってこられているけど、本当に職場までお金をとりにきた話はないのでそのハガキは捨てていいですよ」
警察に相談したことで安心できましたが、やはりあまり気分がいいものではないので、このような受け取りたくなくて、次は郵便局に相談に行きました。すると、開封前なら受け取り拒否をできますと言われ方法を教えていただきました。
不信な郵便物には断固受け取り拒絶の意思を示す
紙やフセンに、上記のように「受け取り拒否」「受け取り拒絶」と書いて印鑑を押します。私は、あまりにもおかしいなと思うDMには赤ペンで「受け取り拒絶」と書いています。この印鑑を悪用されたらいやなのでシャチハタを使用(100均のものです)。
この話は実は16年前の話なので再度郵便局に問い合わせをしたところ印鑑でなくても名前を書くだけでもOKだそうで(2017年9月現在)ただし、開封はしたものを受け付けはしてくれません。ハガキだけでなく封書もOKということを確認済みです。表がきに紙を貼って、そのまま、ポストに投函、郵便局まで持ち込みもOKで受け取り拒否を書いた紙はハガキに貼ればいいだけで簡単です。
それからは不要なDMはこのように返送することによって再度送られてくることがなくなりました。16年前の振り込め詐欺のハガキは多分、送り先も偽の住所なので郵便局の方がどう処処理するかはわかりませんが、ひと手間かけて受け取り拒否の手続きをすることによって相手も送ってこなくなり、ある意味エコになるのではという考えも持ち始めました。
不要なDMも手続きをすれば、郵便物の整理もラク
昔、一度商品を購入してからずっと新商品がでるたびに送付される手紙などもライフスタイルによって変化して不要になることもありえます。送付先にはハガキや封書が返っても料金が発生しません。ただし、信書は受け取り拒否できませんのでご注意を。個人情報も今では徹底的に行政も動いてくれていますのと、ハガキも52円から62円に値上がりしましたおかげか、わたしも結婚当時よりはDMの量が少なくなってきたなと感じます。
16年前、予期せぬことが突然起きてびっくりしましたが、こういうときは、とりあえず警察の地域安全課など公共の窓口にすぐに相談することをおすすめします。警察側も情報を必要としているので、ほかの方に被害が及ばないように未然に防ぐお手伝いもできるのではないでしょうか。
わたしの経験から、不信な郵便物や不要なDMは、強い意思を持って「家に持ち込まない」ことが、家事も時短でき、精神的にも安心で、いちばんいいと思います。何もないのがいちばんですが、もしも似たようなことが起きた時のご参考にしてもらえたらと思います。