海産物が減っている理由って?

一体なぜ、様々な海産物の不漁が続いているのでしょうか。以前“東京海洋大学名誉博士”でタレントのさかなクンは、参議院の「国際経済・外交に関する調査会」に出席。地球温暖化が水産業へ及ぼす影響について、“ウニ”を例に挙げ説明していました。

 

ウニは本来寒い時期はほとんど食事をしないのですが、水温の上昇で冬場でも食事をするように。結果餌となる海藻が減ってしまい、近年問題視されている“磯焼け現象”にも繋がっているそうです。

 

さらにさかなクンは海藻を食べるウニについて、「悪者にされている」とも指摘。彼の“答弁”にSNSなどでは、「国会で発言しているさかなクンを見てびっくりしたけど、内容がしっかりしてて考えさせられた」「ウニがこんなことになってるなんて初めて知った。もっとさかなクンにはいろんなことを発信してほしい!」との声が寄せられていました。

 

地球温暖化以外にも数々の要因がありそうですが、日本の海産物がピンチなことは事実。日本食の将来のためにも、より多くの人が深刻に考える必要がありそうです。

 

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文/古山翔