エコに対する関心が高まる中、各清涼飲料水メーカーも様々なエコ商品を開発している模様。例えば「アサヒ おいしい水」などでお馴染みのアサヒ飲料株式会社は、“ラベル”がされていないペットボトル商品の拡大を進めているようです。

 

ラベルレス商品が急増中?

アサヒ飲料は2018年から、商品にラベルをつけない“ラベルレス商品”を展開。昨年は「容器包装2030」を制定し、資源循環や環境負荷低減などの取り組みを強化してきました。これまで発売されてきた商品は、「アサヒ 十六茶」や「アサヒ 六条麦茶」、「アサヒ おいしい水」などのラインナップ。今年2月には「Amazon.co.jp」限定で、「ウィルキンソン タンサン」のラベルレス商品が販売されています。

 

そんなアサヒ飲料が2020年内に掲げている目標は、ラベルレス商品のトータル出荷数量“150万箱”を売り上げること。ちなみに昨年はすでに100万箱を達成しているため、かなり現実的な数字なのではないでしょうか。

 

商品の“顔”ともいえるペットボトルのラベルですが、ゴミとしては一見微々たるもの。しかし購入者が継続してラベルレスボトルを買い続けると、塵が積もって山となるようです。アサヒ飲料が公開しているウェブCMによれば、1年間使い続けた場合“ふとん1枚分”に。“コート”で換算すると3着分に匹敵します。