子どものハーフバースデーや誕生日などに思い出深くてかわいい写真を撮りたいと思うママは多いと思います。そんなママに、おすすめの記念フォトのアイテムが「フェイクケーキ」と言われるアイテムです。
フェイクケーキとは粘土などを使って作る偽物のケーキのことで、子どもが本物のケーキが食べられない時期のハーフバースデーや1歳の誕生日などに、子どもと一緒に撮影するのがブームとなっています。
ずっと記念に保存しておけること、ずっと使えるのでケーキの大きさと比較して子どもの成長がわかる写真を取れることなどが人気の理由です。
SNSにはママたちが作った手作りフェイクケーキが数多くアップされています。
本物のケーキでない分、飾り付けも造花やおもちゃ、リボンなどを使って自由にデコレーションできるのもフェイクケーキのよさのひとつ。どんなケーキを作ろうか、ワクワクしますね!
ドライフラワーのフェイクケーキの作り方
フェイクケーキには、粘土を使って作る方法と壁用の接着剤を使って作る方法がありますが、今回は粘土を使う作り方をご紹介します。土台となる缶に2種類の粘土を塗っていくだけなので、とても簡単です。
【フェイクケーキの材料】
軽量粘土、ホイップ粘土
どちらも手芸店、100円ショップなどで手に入ります。軽量粘土は土台づくり、ホイップ粘土はデコレーション用に使用します。
缶(小)、缶(大)、飾りつけ用のドライフラワー
缶の組み合わせでケーキの印象が変わるので、作りたいサイズで選びましょう。今回は高さ4.5cmと7cmのものを使っています。飾り付けは、お花やリボンなどお好みで選んでください。
【フェイクケーキの道具】
マスキングテープ、ボンド、製菓用のゴムベラ
この他、ケーキを乾かす際に下に敷く新聞紙やチラシも用意しておきましょう。
【フェイクケーキの作り方】
STEP1
2つの缶の蓋を外し、逆さにして缶(大)の上に缶(小)を重ね、マスキングテープで固定します。
STEP2
缶の側面と上部にボンドを薄く塗り、ボンドの上に軽量粘土を貼ります。全体を軽量粘土で覆うように貼っていきます。
STEP3
全体に粘土を貼り終わったところ。多少凸凹していても大丈夫です。このまま1日ほど乾かします。
STEP4
軽量粘土が乾いたらホイップ粘土をゴムベラを使って塗っていきます。まず上の段の上部から塗ります。ヘラの線の跡がつくようにラフに塗っていくとケーキっぽさが出ます。乾くと凸凹の差が少なくなるので、すこし大げさに跡を残すように塗っておくと○。もし失敗しても粘土が乾く前なら何度でも塗り直せるので焦らずに進めましょう。
STEP5
次に上の段の側面にホイップ粘土を塗ります。側面は縦の筋がつくように上から下、もしくは下から上に塗っていくようにしましょう。
STEP6
下の段の上部にホイップ粘土を塗ります。
STEP7
下の段の側面にホイップ粘土を塗ります。ここも縦の筋がつくようにヘラを上下に動かします。
STEP8
全体にホイップ粘土を塗り終わったら、乾くまで1日程度乾かします。
STEP9
乾燥したらドライフラワーなどでデコレーションして完成です!
デコレーションを取り外しできるようにしておくと、毎年違ったデコレーションをして楽しめます。ママオリジナルのフェイクケーキで、子どもの記念日を楽しくお祝いしましょう!
取材・文/阿部祐子