子どもがかかりやすい感染症「症状のまとめ」

 

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どんなに感染を予防していても、100%防ぐことは難しいこと。感染症にかかった場合は、なるべく早く症状に気づくことが大切といえます。 子どもがかかりやすい感染症別に、代表的な症状を紹介します。これらの症状が見られたら速やかに医療機関を受診しましょう。

 

<麻疹>

39度以上の高熱、発疹やのどの痛み

<風疹>

微熱、関節痛とリンパ節の腫れ

<水ぼうそう>

発疹 全身のかゆみ

※初期は、赤い発疹で数日後に水膨れの発疹に変化。 <おたふくかぜ>

発熱、耳下腺の腫れと痛み

<インフルエンザ>

38度以上の高熱、のどの痛み、関節痛、頭痛、呼吸器症状

<胃腸炎>

発熱、嘔吐と下痢症状、白色便が出ることがある

<溶連菌>

発熱、のどの痛み、イチゴ舌、リンパ節の腫れ

<ヘルパンギーナ>

発熱、のどに水泡、痛み

<手足口病>

発熱、発疹(口の中、手のひら、足の甲など)

 

ここまでで紹介した症状以外にも、次のような症状が発生した場合には、十分に注意が必要です。 ●40度以上の高熱が続く


●痙攣をおこす


●意識障害(問いかけに応答がない、反応が鈍い)


●呼吸器症状(咳や痰がらみ、息苦しさ)


●食欲不振 特に呼吸器の症状は、インフルエンザ発生時に肺炎を引き起こしている恐れがあります。子どもは症状が変化しやすく、時に急変することもあるので、よく観察する必要があります。