共働きの妻の多くが「やりたくない家事」と口をそろえるのがリビング掃除。リビング掃除のどんなところに不満を持っているのか、夫と妻、それぞれの本音を聞きました。

リビング掃除は夫と妻では微妙な温度差アリ

妻が自分でやりたくない家事NO.1のリビング掃除。でも、家族が多くの時間を過ごすリビングの掃除をしないわけにはいかないのが、つらいところ。

 

特に〝掃除機がけがめんどう〞という声が多いにもかかわらず、便利家電に頼らず、夫婦で家事シェアしている〝つもり〞の家庭はとても多いもの。CHANTO編集部が夫婦それぞれの本音と現状についてアンケートをとると、リビング掃除(掃除機がけ)について、夫と妻には微妙な温度差があることがわかりました。

 

夫or妻、掃除機がけはどっちが担当している?(CHANTO調べ)

2.4:妻 7.6

全回答から平均値を割り出すと7割以上が妻担当。夫:妻が0:10という回答もかなり見られた。

夫婦の家事シェアできてる?掃除機がけの悩み

1.掃除のやり方

「すみにゴミが溜まっているし、物をどかしてまで掃除機をかけない!角を無視して丸〜く掃除機をかけてる!」「たいしたことないような顔で掃除機をかけているけど、適当すぎる。私もいつもその程度のレベルで掃除していると思われているのがイヤ」など、妻から夫へ辛辣な声が。

 

「大変だったら俺がやるよ」とは言うものの、夫婦の掃除機がけの仕方には大きな溝が。

 

2.掃除の内容

「掃除機がけをしやすいように物を片づけたのは私なのに、掃除機をサーっとかけただけで“やりきった感”満載でくつろぐ夫。掃除機のゴミ処理は私がやるんですけど!」などなど、目立った箇所の掃除をしただけで、対等に掃除を分担しているという夫も。

 

ひと言で掃除機がけといっても、工程がいくつもあるはずなのに、夫婦では見ている範囲が違うのか。

 

3.モチベーション

一方の夫からは「妻が自分のやり方や効率的な方法を押しつけてくる。だったら自分でやればいいじゃん。もうやらんわ!」「細かい指示を出してくるのでやる気をなくした。以来、"気づいたほうがやる"ことになり、当然ながらいっさいしていない…」など妻からの指摘にやる気を損なったという意見が。

 

家事は夫婦ともに行うのが当然とはいえ、できれば夫婦互いに気持ちよくやりたいものですよね。

だったら便利家電で掃除機がけを「#しない家事!」…とはいかない夫ブロックって?

今回のアンケートなどから、共働きの妻の多くはロボット掃除機を購入したいと思っていることが判明。でも、意外にも〝購入をはばんでいるのは夫〞という声が!

 

「掃除機をかける時間がないからロボット掃除機が欲しいと言ったら、『それいる?』と夫。そんな本人は一度も掃除機をかけたことがない」(読者アンケートより)。掃除の負担はきちんとやっている者にしかわからないのかも。

 

現状を夫婦で共有し、互いに負担がかからない家事分担をしたいものですね。

 

 

撮影/林ひろし スタイリング/仲村理恵 ヘアメイク/佐々木美和 モデル/神尾衣里子・はんな・石塚義高(ハリウッドラテ) ママのブラウス4,990円、デニムパンツ5,990円/ともにSamansa Mos2 パパ/スタイリスト私物