20代は「休日」より「仕事内容」を重視

「中途採用比率」のデータは転職に役立つといわれていますが、実際に仕事探し中の人が気にしていたのはどんな点でしょうか? 2019年に人材採用のエン・ジャパン株式会社が「転職・仕事観」の調査を実施。20~34歳の男女1451人に、“就職活動や転職活動の際に重視したポイント”を聞きました。

 

まず20代に「転職先を選ぶ際に重視することはなんですか?」と質問。最も割合が多かったのは、「仕事内容(82%)」でした。「勤務地(81%)」や「事業内容(76%)」を抜いて第1位を獲得しています。ひと際ワークライフバランスを重視する世代かと思いきや、「休日(69%)」は「社風(71%)」よりも下位という結果に。

 

年代別では、20代と30代で「裁量の大きさ」を重視する割合が大きく異なります。20代の51%に比べて、30代で「裁量の大きさ」を重視する人は35%。逆に30代は、20代よりも「知名度」を重視する人が多めです。知名度を重視する20代は46%に留まるものの、30代では50%を上回りました。

 

転職する時に重視するポイントは人それぞれ。次の会社が希望に合っているのか、事前にしっかりリサーチしておきたいですね。

 

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文/長谷部ひとみ

参照/エン・ジャパン株式会社「20代の転職仕事観意識調査」 https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/16949.html