1つのデータだけで満足するのは危険
一方で、同制度には「意味がない」と主張する人も少なくありません。ネット上からは「中途採用が多いと何が変わるのかな。『離職者が多いブラック』とも『実力主義の会社』とも考えられるでしょ?」「見た目の数字を増やすために、リストラとかが増えないか不安…。今よりも社員の使い捨て感が強くなってしまうんじゃないでしょうか」など、厳しい意見も相次ぎました。
また「中途採用比率よりも、離職率と離職理由を公開してくれた方が嬉しい。中途採用比率がわかっても、比率の理由は『入ってみないとわからない』じゃ意味ないよ」「どっちかというと定着率の方が気になるな。正社員比率とか、公開を義務化するならもっと他にもあると思う」といった声も。
転職は大きな決断なだけに、1つのデータで満足するのは少し危険。「中途採用比率が高い=良い会社」ではないということは頭に入れて、他に公表されているデータとも見比べる必要がありそうです。