忘れ物をしやすい子どもは約5割!

“子どもの忘れ物”に対して様々な声が上がっていましたが、実際にはどのくらいの頻度で忘れ物をしてしまうのでしょうか? 株式会社ベネッセホールディングスは以前、「小学生の忘れ物と親の関わりに関するアンケート」を実施。小学生の子どもがいる母親1023名を対象に、“子どもの忘れ物の頻度”をたずねました。

 

回答で最も多かったのは「ほとんど忘れ物はない」の49.6%。その一方で、「月に何回か忘れ物している(33.4%)」「毎週1~2回は何か忘れている(13.8%)」なども高い割合を占めています。「ほぼ毎日のように何か忘れている(2.0%)」と合わせると、約半数が月に数回以上忘れ物をしていることに。忘れ物としては「上履き」や「筆箱」といった回答がランクインしているため、どうやら学校生活に欠かせない物も忘れてしまうようです。

 

同調査では、“子どもの持ち物は誰が用意するか”もリサーチ。「子どもが自分で用意して、親は確認しない」と答えた人は35.5%でしたが、「子どもが自分で用意して、親が確認する(48.8%)」の方が多い結果となりました。また“親が用意する”は14.0%で、持ち物の用意に親が関わっているパターンは少なくありません。

 

子どもの“忘れ物ゼロ”を目指して、親も一緒に協力していけるといいですね。

 

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文/長谷部ひとみ

参照/株式会社ベネッセホールディングス「小学生の忘れ物と親の関わりに関するアンケート」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000586.000000120.html