子どもから大人まで大人気な「焼きそば」。スーパーなどでは焼きそばセットが売られていますが、家で作ると“思ってたのと違う焼きそば”になることもありますよね。今回は意外と知らない「焼きそばの極意」に迫ってみましょう。

焼きそば調理に「油」は不要!?

昨年12月に放送された『くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館』(テレビ朝日系)では、家で美味しく焼きそばを作るための極意を特集。焼きそば専門店「神保町やきそば みかさ」に勤める永原淳さんが、専門店のノウハウを詰め込んだ“焼きそばの極意”を伝授してくれました。

 

まず紹介されたのは「油」の使い方。実は焼きそばを作る際に、サラダ油を使う必要はありません。油の代わりに豚バラ肉を使えば、肉から出る油でうま味がアップ。専門店でも油は全く使っていないそうです。ちなみに野菜を炒める際は「魚粉出汁」を使うのがおすすめ。野菜に出汁が染み込んで、深みのある味へと変化します。もし魚粉が家にない場合は、かつお節の削り粉を使ってもOK。

 

焼きそばを美味しく作るためには「火加減」も重要なポイントです。家で焼きそばを作ると、水っぽくなることも多いはず。焼きそばが水っぽくなるのは、加熱によって野菜から抜け出た水分が原因です。長時間加熱すると野菜から水分が出てしまうため、強火でサッと焼きそばを炒めましょう。