お彼岸にお墓参りをすると言う文化は、日本独特の風習です。春のお彼岸・秋のお彼岸と年2回のお彼岸があり、秋のお彼岸は「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」と言う意味合いがあり、昔から先祖崇拝や豊作に感謝してきた日本らしい文化です。今回はお墓参りの持ち物をまとめました。これから迎えるお彼岸に役立ててくださいね!
2017年秋のお彼岸の時期
お彼岸の期間は、秋分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間です。 彼岸入り:2017年9月20日 中日(秋分の日):9月23日 彼岸明け:9月26日 週末休みと重なる秋のお彼岸、ご家族で先祖の供養に訪れましょう。
あると便利!から必須なモノまで、お墓参り持ち物一覧
・仏花 お彼岸の時期は親戚・家族でお墓参りに訪れるかと思います。すでに花が供えられていることもあるので、少なめの花の用意でもいいかもしれません。 また、お墓の近くのスーパーや花屋さんには仏花を販売していることもあります。 先にお墓の状況を確認してから、花を用意することが一番確実かもしれませんね。 花は左右の花立てに対にお供えします。花の種類も決まりはないので、故人が好きだった花や季節の花をお供えしてもOKです。
・線香 線香・マッチ・ろうそくはお墓参りに欠かせないものです。 束のままの線香に火をつけ、本数を分けてお供えします。 ただ、春も秋もお彼岸の季節は風が強いことが多く、なかなか線香に火がつかない…なんてこともよくあります。 そこで、新聞紙に火をつけてから線香に火移しをすると便利ですよ。 線香の火は手で仰いで消すようにしてくださいね。
・数珠 数珠は持っているだけで邪気や魔を除き払ってくれるそうです。 合掌するときに必要なものです。
・掃除道具 雑巾やタオル・タワシ・スポンジなどがあると便利です。 久しぶりのお墓参りで、墓石が汚れていることもあります。 故人を思い、綺麗にお墓を清めてあげたいですよね! 落ち葉や、枯れた花などビニール袋に入れて処分してください。
その他、場所によっては剪定ハサミ・植木ハサミが必要な場合もあるかと思います。
以上の持ち物の準備があればお墓参りも困ることなく済ませることが出来るかと思います。 先祖故人を偲び、秋の実りに感謝して供養してくださいね。
CHANTOママライター/中谷絢子