昨年11月放送の『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)では、腎臓病予防・高血圧改善・ダイエットに効果的な“名医が教える腎臓体操”を紹介。いつでも簡単にできる体操が、視聴者の注目を集めています。

世紀の大発見をした医師が教える“腎臓体操”

番組には東北大学大学院の上月正博医師が登場しました。上月医師は腎臓病と運動の関係を研究し、世紀の大発見をすることに。かつて腎臓病患者の運動はタンパク尿が増え、腎臓に負担がかかるためよくないとされていました。しかし上月医師は“適度な運動で腎臓機能は改善する”ということを世界で初めて発見。運動療法のパイオニアとして注目を集めている医師です。

 

そんな上月医師が最新理論を基に考案したのが“腎臓体操”。体操の効果について上月医師は“動脈硬化を改善”“血圧が減る”“ストレスも減る”と説明しています。またダイエット効果も期待でき、「腎臓病の患者さんへの運動ですけれども、万人のための運動でもある」と解説していました。

 

まず紹介された腎臓体操は“カカトの上げ下ろし”です。足を肩幅に開いたら、息を吐きながらカカトを5秒かけて上げましょう。そのあとは息を吐きながら5秒かけてカカトを下げていきます。この運動を行う目安は1日10回・3セット。スタジオの朝日奈央さんは、「これだったらどこでもできそう」「電車通勤の中とかでも」とその手軽さを絶賛しています。