【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

                       

ライター名:外山ちえ子

 

夏が終わると、すぐにハロウィンシーズン!

「え? もうハロウィンなんて10月の終わりなのに気が早い!」とビックリする方もいらっしゃるかもしれませんが、ハロウィンイベント参戦歴4年目の私は断言します! 働くママは普段忙しくて時間が無い分、ハロウィンイベントに子どもを仮装して参加予定であれば、準備は9月初め頃からスタートさせると安心です!最初は子どももハロウィンの仮装に興味がなかったのに、お友達が仮装してイベントに参加すると聞いて、やっぱり仮装したい!となるケース。また、ハロウィンイベント間近になるとグッズも品薄になってしまうという話も良く聞きます。そこで、子どものハロウィン仮装衣装作りやアイデアをご紹介します!

 

市販の衣装を購入する時のアドバイス

ネット通販などで気軽に既製品の仮装の衣装が購入できる時代。 しかし、「他人と衣装がかぶる」「お子さんに合うサイズが在庫切れ」というリスクもあり、10月半ばですと通販サイト等では人気衣装は「在庫なし」になる確率が高くなります。購入を検討されている方は、早めに購入するのが安全策です。ただ、通販サイトの海外製品は素材や細かい造りまでチェックしにくいし、サイズも合うものを見つけられるかは、注意が必要。やはり衣装が試着できる店舗での購入だと安心な気がします。私は「東急ハンズ」や「ドンキホーテ」がオススメです。季節ものなので、お手頃に…という方は、子供服のリサイクルショプをチェック。リユース品のドレスやコスプレ用衣装等が販売されていたりするので、意外な掘り出し物を見つかることも。

 

衣装の手作りだって時短でかわいく!

私の息子は、3歳の時は既製品の「悪魔の羽根付きケープ&角&尻尾」のセットでハロウィンイベントに初参戦。

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やはりオリジナリティが出したくて、4歳の時は「三銃士」のイメージで、フランス銃士隊らしい衣装を手作りしました。

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とはいえ、実質作ったのは「付け襟」「帽子」「ケープ」「剣の模型」の四点のみ。残りは手持ちのシャツとパンツ、靴を組み合わせたのでラクでした。 型紙は「図書館でお芝居衣装の作り方の本を借りる」「インターネットで型紙無料ダウンロード可能なサイトを利用する」等の方法で検索して入手。衣装の材料はユザワヤさんで購入しました。銃士隊衣装の制作期間は約一か月で、アイテムが4点でしたので、9月から週末に一点ずつ作って、10月末の町内のイベントまでにゆとりをもって仕上げる事が出来ました。息子が5歳の時は、子どもに合うサイズの衣装を市販品では見つけられず、ほぼオール手作りの全身衣装制作に挑戦!

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「千と千尋の神隠し」のキャラクター、「ハ ク様」の衣装です。この時は8月中旬から衣装の準備をスタート。(同時に、髪をボブヘアに出来るよう息子の髪を伸ばし始めて…)。 お盆休みに型紙作成と材料購入を済ませ、8月末までに布地の裁断を仕上げ、9月から2か月かけて週末に一点ずつアイテムを縫製していきました。なんとか、ギリギリ10月末のハロウィンイベントに間に合いました! 意外と全身衣装の手作りはハードでした…。息子6歳の時は「既製品+手作り品」ミックス戦法に戻りました。「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウ船長のイメージです。

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バンダナは既製品、手持ちのパンツとシャツをベースに、「ベスト」「サッシュベルト」「腰のベルト」「剣の模型」「ブーツカバー」「指輪」を作って組み合わせました。9月初めに制作開始して、毎週末や平日空き時間に少しずつ作り、ハロウィンイベント前日にほぼ徹夜に近い状況で仕上げました…。やはり働いているとなかなか予定通りには作れない日が多いので苦戦しました…。「たかだか年一回のイベントでそこまで労力を注ぐ必要があるか」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、夢多き子供時代の今しかできない事だからこそ、可能な限りかっこよく仮装をさせたいというのが私の親心です。おかげで息子はハク様の衣装を着た年は、道行く女の子達に「ハク様だ!可愛い!」と黄色い歓声をシャワーのごとく浴び大人気♪本人もすっかりいい気分(笑)。おまけに保育園の憧れのマドンナ(クラスメイトの女の子)と夢のツーショット写真撮影の機会を頂くという素晴らしいご利益にあやかりました…。

 

プチ仮装アイテムでお手軽に楽しむ!

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息子が4歳の時は、ハロウィンイベントが重なり、同じ仮装ではつまらないかと思い、ノベルティでもらった狼マスクをベースに、ボア生地で狼の耳と尻尾を作成して狼少年に仮装させて参加しました。これくらいなら、二日もあればできて簡単。「黒猫」や「うさぎ」など、好きな動物の耳と尻尾を作って、顔にひげでも書けば立派なプチ仮装になります。ほかにも、100円ショップのマントや帽子を組み合わせてドラキュラや魔女っ子、小悪魔やパンプキンにプチ仮装するのもラク。他のお子さんとかぶる率はちょっぴり高いですが、そこは開き直りでいきましょう。

 

手作り衣装の時短便利グッズ

衣装を作るときに、常備していた便利アイテムを紹介をご紹介します。

①ほつれ止め用接着剤「ホツレーヌ」

このホツレーヌを裁った布の端に塗布しておくと、ほつれにくいので、ロックミシン等で布の端の処理を省略することができます。

②アイロンで接着可能なバイアステープ

前述のホツレーヌ同様、布の端の処理に大活躍しますし、衣装の縁飾りとしても利用できます。

③マジックテープ

ファスナー付けやボタン付けが面倒な時に使いました。適当に縫い付けても何とかなります。私は、基本衣装の生地、ボタン類は「ユザワヤ」で調達、剣などの小物の加工素材は「東急ハンズ」で調達しました。秋は文化祭や学園祭シーズンもあり、ユザワヤなども込み合っていて、精算まで長時間待ち…ということもあるので、やはり材料の買い物も早めが狙い目です。

 

既製品を組み合わせるだけでできる仮装

ハロウィンイベントを観察していて、既製品を組み合わせたナイスアイデアを発見。ほんの一例ですが、こんな風に手持ち服や規制品を一工夫すると手軽に仮装はできます。やっぱり手作りはムリ!という方はぜひ、試してみてくださいね。

①赤白ボーダー×ジーンズ×伊達メガネ

→「ウォーリーを探せ」のウォーリーになれる!

②ジーンズのオーバーオール×黄色いTシャツ×黄色いニット帽

→ニット帽に大きいゴーグルをくっつけたら「ミニオンズ」になれる!

③紺のワンピース×赤いリボンカチューシャ

→ホウキを持てば「魔女の宅急便」のキキになれる!

 

ハロウィン仮装で親子リンクコーデもあり♪

私の住む街でも、結構見かけるハロウィンの親子仮装。ママたちはプチ仮装が多く、とんがり帽子のカチューシャとか、マントとかのワンポイント仮装が多かったです。お父さんはタイガーマスクとかドラキュラの仮装をされている方もいましたが、ごくわずかだった気がします…。私は、息子の狼仮装セットを借りて狼女になった事もありますし、手持ちのパンツスーツに主人から借りたネクタイを締め、濃い目のサングラスをかけてジャック・スパロウのボディーガードもしました(笑)。こんな風に、さりげない仮装なら、何ら恥ずかしくはありません。思い立ったら是非親御さんも仮装にチャレンジしてください。顔が一部でも隠れるとあまり恥ずかしくないです…。ちなみに、筆者の今年の野望はミュージカル「オペラ座の怪人」のファントムの衣装を息子に着せること。ファントムの仮面とベスト、マントを作ろうと、少しずつ準備を始めています。

 

ハロウィン仮装やイベントのおすすめスポット

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「衣装を作るのも、買いに行くのもめんどう…でも、家族でハロウィン気分だけは味わいたい…」という方にオススメなのが、「リゾナーレ八ヶ岳」のハロウィンイベントです。わが家も日帰りで参加しましたが、宿泊しなくても、参加代金を払えば、衣装レンタルは無料、敷地内のさまざまなイベントに参加できて大満足。レンタルできる衣装も多く、別料金でハロウィンメイクなどもできちゃうので、大人も子供もモンスターになりきれる! 何よりまわりが仮装しているゲストばかりですから全く恥ずかしさや気後れ感無しで仮装を満喫できる! といいことずくめ。そういう施設のサービスも上手に取り入れるのも手ですよ。ハロウィンって楽しいですよ!節度ある仮装と羽目を外し過ぎない自制心を持って、ぜひ、ご家族で一年に一度のハロウィンを楽しんでみてください。