【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

                       

ライター名:椙本浩子

 

私自身、ファミリーサポートとして活動をしています。この7月で活動をはじめて丸10年を迎えました。たくさんの家族、子供との出会いを経験。また、ファミリーサポートは会員向けの講習を定期的に行われスキルアップにもつながっています。オリエンテーション、基礎講習、必須講習を受講されていますが専門家ではありません。

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ファミリーサポートでは

依頼会員(援助を受けたい方)、援助会員(援助ををする方)という呼び名をします。両方会員というものがあって依頼会員と援助会員の両方を登録できます。援助会員に特別な資格は必要でありません。

 

援助を受けたい方は…

市の管轄センターへお母さん(もしくはお父さん)の証明写真1枚、印鑑をもって援助を受けたい子供を連れて登録に行きます。事前に電話で行く時間を告げてから行きましょう。登録後、後日、その方にあった援助会員を紹介しますが、この時にはお名前などは聞くことができません。後日、センターの職員と一緒に面談をします。個人情報もありますので打ち合わせ書に書かれている援助会員の住所、電話番号のとり扱いに気をつけてください。この時にしっかりと相談することをおすすめしめます。疑問を残さないように聞きたいことはメモを持っていくといいでしょう。後からお電話等で聞くことも可能です。アレルギーを子供さんが持っている、身体のことで気になることがありましたら援助する前に必ず告げましょう。わたしの場合ですが、毎回念のために前日に体調等お電話で確認しています。できれば、預ける方も不安を減らすために前日にお電話してもいいですね。ファミリーサポートセンターの設立運営は市区町村が行っていますので援助会員さんと意思の疎通がうまくいかなかった場合や気になることがあった場合ご相談も受けてくださいます。

 

援助の主な内容

・自宅から保育所までの送迎保育所の開始時間まで援助会員の自宅で預かり、その後に保育所まで送ってもらう。保育所の閉館時間に援助会員に保育所に迎えにいってもらい、その後援助会員宅でみてもらう。上記のパターンで学童保育でも同様に援助してもらう。

 

・冠婚葬祭の時に預ける冠婚葬祭などでわたしも実際に急な預かりを何度も経験しています。兄弟で片方の子が病気で病院まで付き添い、元気な子の方を私が病院の近くの公園でみたこともあります。病気の時には預かることができませんが、このような場合も急なことですが、担当の援助会員にご相談することをおすすめします。

 

上記のパターンでなくても困ったときには相談してみてください。援助会員は、本当に子供が好きでボランティアとして活動されています。

 

援助をお願いするときに用意してほしいもの

・お気に入りのもの・おもちゃ子供は援助会員宅では緊張をかなりします。ずっと泣いている子もいます。お気に入りのおもちゃを持たせてあげると、少しでも気を紛らわしてくれることでしょう。

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・飲み物冬場でも子供は水分をこまめにとることが大切です。いつも使用している水筒をもたせてほしいです。援助会員宅でも用意はされていますが、普段から飲みなれているものを持たせましょう。

 

・おやつわたしの市では援助会員がおやつを出してもよく、一律100円と設定されています。少し大きい子では一緒にスーパーに行きおやつを買ってもらうこともできます。小学生の子供さんを預かったときに一緒にお菓子を買ってほしいと頼まれたことがあり、その時はスーパーでレシートをいただき実費をいただきました。もちろん、持参も大丈夫です。

 

・着替え預かる時間によって調節してください。

 

最後に

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子育てをしている間不安なことが起きることはしばしばあります。ファミリーサポートもそのような困ったときに助けてくれる方です。ただし、初めにお伝えしたように専門家ではなく相互援助活動です。

 

今回、ファミリーサポートの利用について書いていますが、市町村によっては規定などが違う場合もありますので詳しい料金などは管轄のセンターにご確認ください。ここではわたしの管轄の市の規定によって書いています。最初、預ける方も預かる方もドキドキですが、出会いも楽しいですよ。