オシャレな食器選びには4つのポイントがある


食器そのものを集めるのが趣味という方もいるとは思いますが、基本的に食器は料理を盛るもの。食器自体のオシャレさだけに注目して購入してしまうと、一体いつ使っていいのかわからず、食器棚の奥深くにしまいっぱなし…ということになりかねません。“主役は料理”を大前提に、4つのポイントに気をつけて食器を選んでみましょう。

 

Point1:取り皿サイズの食器ばかり買わない

店頭に並んでいる食器を見て「かわいい!」と思って買ってみたら、家にも似たようなサイズの皿があったという経験はないでしょうか?特に取り皿サイズのお皿は値段もそれほど高くなく、買って持ち帰るにも手軽なサイズなので、つい気軽に買ってしまいます。

 

ホームパーティーや親戚を集めての食事会などであれば、取り皿をたくさん使うかもしれません。しかし、普段の食事で小さい皿を大量に使うことはほとんどないと思います。

 

 

お店でレジに並ぶ前に、同じようなサイズの食器を持っていないか確認してから買うと、本当に欲しい食器と出会いやすくなります。

 


Point2:料理に合わせて和食器・洋食器・中華食器を使い分ける

汎用性の高い食器を一種類だけ購入して、色々な料理に使い回すというのは間違いではありません。食器の数が少なければ収納場所に困ることも、テーブルコーディネートに悩むこともなく、スムーズに食事の準備や片付けができるでしょう。 しかし、オシャレな食卓にしてみたい!というときは、ぜひ料理に合わせて食器も使い分けてみてください。一口に「食器」といっても、和食器、洋食器、中華食器など、その種類は様々。まずは、和食に和食器を、洋食に洋食器、中華に中華食器を使ってみると、統一感の取れた食卓を演出することができます。 慣れてきたら、和食器だけどモダンなデザインのものを洋食と合わせてみたり、オリエンタルな柄の入った洋食器を中華料理に合わせてみたり、いろいろ挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

Point3:盛りつける料理の色をイメージして、食器の色を選ぶ

たとえば赤いお皿があったとして、揚げ物や焼きそばなどの茶色い食べ物を盛りつけてしまうと、まったく料理が映えません。

 

逆に、オムライスやチーズをたっぷりのせたハンバーグなどを赤いお皿に盛りつけるとても美味しそうな気がしますよね。 同じように、白い器にカレーライスを盛りつけると、ごはんの白が消えてしまいます。白い器はカレーの色を際立たますが、カレーライスであれば、黒や紺などの濃い目の色の器でも美味しく見えます。 このように、盛りつける料理の色をイメージして器の色を選ぶと、食卓が自然と華やかになります。意外な色の組み合わせがハマることもあるので、いろいろな組み合わせを試しつつ、一番料理が綺麗に見える色の食器を選んであげましょう。

 

 

Point4:数年使っていない食器は思い切って手放す

ライフスタイルやライフステージの変化に合わせ、食器の数は自然と増えていきませんか?結婚したばかりの頃に買ったものや、子どもが気に入って使っていたもの、仲のいい友人の引き出物の食器など、愛着のある食器も多いことでしょう。 お気に入りの食器を全て手放す必要はありませんが、なかには数年全く使わずに食器棚にしまいっぱなしになっているものはありませんか? 数年使っていない食器をそのままにして、オシャレな食器を新しく買っていては、どんどんものが増えてしまいます。ときどき食器棚の中を見直して、使われていない食器は処分していくように心がけましょう。