オリンピック競技にも選ばれているスポーツクライミング。 この競技はスピード、ボルダリング、リードの3種目で競う競技です。このなかのボルダリングは、命綱のようなロープを使用せずに、自分の身体だけで低い人工の壁や岩を登る種目となります。
最近は子ども向けの教室も増え、競技人口も急増しています。今回はこのボルダリングに注目してみましょう。
ボルダリングは何歳からできる?
握力の弱い小さい子どもの場合、登りきれずに途中で床に落ちてしまいそうで、親としては何歳ごろから始めさせていいものか不安なところ。 子ども向けの教室も増えてきているとはいえ、実際、何歳ぐらいからできるものなのでしょうか?
調べてみると、施設によっては年齢制限を設けていないところもあるようです。また、なかには子ども専用に難易度の低いゾーンを設けてある施設も。 ボルダリングを始められる年齢に厳密な制限はないようなので、「教室や施設の年齢制限による」というのが実際のところのようです。
いちばん上まで登りきれなくても、ホールドに手足をかけて「できた!」と喜ぶ子もいます。小さな子どもにとっては、スポーツというよりジャングルジムを登るような感覚なのでしょう。 本格的な競技としてのボルダリングを始めるには、ある程度ルールも理解できるようになっていかないといけません。 そのため、趣味や習い事としてボルダリングを行う場合は、幼稚園や小学生くらいから始めることが多いようです。