急な予定や病気で、当日欠勤をする人は少なくありません。事情によっては仕方がない場合もありますが、何度も当欠をされると会社全体に迷惑がかかってしまいますよね。ネット上では、「よく当欠をする社員」が話題になっていました。

当欠が多いと仮病に感じる?


少人数の会社で働く女性は、「頻繁に当日欠勤する人がいて困る」といった悩みを告白。理由が病欠のため、あまり強く言うことができないそうです。「体が弱いことを責めるつもりはないけど、当日欠勤はなるべく減らしてほしい」と切実に願っていました。当日欠勤に悩まされないために、何か良い方法はあるのでしょうか?

 

当日欠勤に関して頭を抱える人からは、 「業務の割り振りが急に変わることになるので本当に迷惑」 「緊急時じゃない限り、もう少し早い段階で知らせてほしい」 など不満の声が続出。

 

中には、「当欠の理由が咎められないような内容だと、何も言えないからストレスが溜まる…」という人も見られます。

 

また当日欠勤を許してしまう会社に対して、 「当欠の多い人と同じ給料だと不公平に感じます」 「頻繁な当欠は完全に“悪”だと思う。上司が甘やかしすぎなんじゃない?」 といった意見が寄せられていました。

 

当日欠勤に不満を持つ人たちは、他の部分での問題点もあげています。

 

「どんな理由であれ、次の日何事もなかったかのように平然としていたらイラつく」 「人としての信頼性も問題になってくると思う。毎日頑張ってる人がたまに休むのはいいけど、怠慢な人が当欠を繰り返すのは“仮病”を疑うよね」 といった声が。許されない理由として、態度や信頼性も関係あるのかもしれません。

当欠した場合は誠意を見せるべき!?


日頃仕事を頑張っている人たちにとって、同僚や部下の当日欠勤はダメージが大きいですよね。 無駄な悩みを増やさないために、 「よく当欠する人は最初から“いないもの”として考えた方がいい」 「仕事に対する責任感を持たせてあげれば、当欠の数が減るかも。まずは仕事へのモチベを上げさせてみたら?」 というアドバイスがあげられていました。

 

さらに“当欠しがち”な人たちに向けて、 「ちょっとでも『体調悪いな』と思ったら、前日には報告しておくべき」 「体調管理も仕事の内。当日欠勤することで、周囲へどれだけ負担がかかるのか考えた方がいい」 などの意見も寄せられています。

 

当日欠勤はなるべく避けて通りたい道ですが、どうしても休む場合が出てくるかもしれません。 その時の対応として、 「後日休んだ分の仕事をこなして、きちんと誠意を見せることが大切」 「出社した際には、迷惑かけてしまったことを全員に謝罪するべき。『本当に申し訳ない』という気持ちを見せるだけでも、だいぶ印象が違うよ」 といった声が上がっていました。

新入社員のモラルやマナーが不安…


当日欠勤する人の中には、「誰にも連絡せずに無断で休む人がいた」というケースも。 また「出社時間が決まっているのにも関わらず、いつも遅刻する新入社員がいる。数分の遅れでも遅刻なのに、謝罪も連絡もない」といった怒りの声も見られました。

 

働く人の中には遅刻や欠勤をしても、連絡すら取ろうとしない人がいるようです。

 

株式会社ディーアンドエムでは、以前「新入社員の驚き行動」についてアンケート調査を実施。9000人の男女を対象に、「あなたが驚いた・呆れた新入社員の行動」を質問しました。

 

回答として、「無断欠勤・遅刻」は3位にランクイン。実際に新入社員の「無断欠勤・遅刻」を目の当たりにした人の割合は、21.1%にまでのぼっています。ちなみに1位は「言葉使い(29.2%)」、2位は「挨拶をしない(22.2%)」といった回答結果に。もしかすると、一般的なモラルやマナーが少しずれているのかもしれません。

 

当日欠勤する場合は、周囲に迷惑がかからないような対応を取っていきたいですね。

 

文/牧野聡子

参照/株式会社ディーアンドエム「新入社員の驚き行動」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000170.000025771.html