子どもの「頭の怪我」は甘く見ない
子どもは身体に比べて頭が重いため、バランスを崩して転んだりよろめいたりして、頭を打つのはよくあることです。 またソファーやベッド、遊具などから落ちたりすることもよくありますね。このような頭の怪我すべてが、危険というわけではありません。 しかし、子どもの身体のつくりは未熟なので「たいしたことない」と思うような打ち方でも、脳や脳の血管にダメージが加わっていることは珍しくありません。 頭を打った場合は軽く考えず、しっかりと症状や状態を確認することが大切です
「頭の怪我」この症状はすぐ受診
子どもが頭を打ったら、すぐに病院へ行ったり救急車を呼ばなければならないというわけではありません。
普段と変わりない様子であれば特に心配する必要はなく、たんこぶができていれば保冷剤などで冷やし、激しい運動を控えるようにすればよいでしょう。 しかし、次のような症状があるときは、できるだけ早く病院に行きましょう。●頭を打った直後に意識を失ったり、けいれんがあった
●傷口からの出血が止まらない
●ぼーっとして呼びかけへの反応が徐々に悪くなる
●吐き気を訴えたり、嘔吐を繰り返す
●いつもと違ったおかしな行動をする
