仕事の接待や、義実家への訪問時に不安要素となる「マナー」。 美しい立ち居振る舞いや、食事マナーは知っておいて損をすることはありません。
今回は、そんなマナーについて一緒に見ていきましょう。
手土産やお年玉をスマートに渡す方法とは?
手土産は状況に応じて渡し方が変わる
お正月に義実家などに帰省した際、手土産を持参するという人も多いことでしょう。
カジュアルな関係性で普段から気軽に贈り物を送り合っているというケースもあると思いますが、少しかしこまって丁寧に渡したいのであれば、次の3つのポイントを押さえておくのがおすすめです。
①挨拶を終えてから渡す
②袋がある場合、紙袋から出して正面に向けて渡す
③「ほんの気持ちですが」「〇〇がお好きだと聞いたので」など一言添えて渡す
しかし手土産の場合、中身の内容によっては臨機応変に対応しなくてはなりません。
手土産を渡すタイミングは「挨拶が終わってから」と紹介しましたが、生ものなどの冷蔵品は早めに渡したほうがいい場合も。また、外出先で手土産を渡す場合は、相手の手間を考えて紙袋のままで渡すほうが親切とされることもあります。
お年玉のお札は三つ折りに
親戚が多く集まるお正月。親戚の子どもにお年玉をあげる際にも、いくつかポイントを押さえておくとお互い気持ちよくやりとりができます。
まずはポチ袋に入れるお札の織り方。人物の顔がある方が内側になるように、左・右の順番に三つ折りをします。お札を複数枚入れるときは、全てのお札の向きを揃えておくと出したときにきれいです。 また硬貨の場合、絵柄や漢数字のある方が表で、ポチ袋の表面に硬貨の表が来るように入れましょう。
自分の子どもが親戚からお年玉をもらった場合、お礼を言うのは最低限のマナーです。成長を促す意味でも、本人の口からお礼を言えるといいですね。
またその場でお年玉を開けるのは避けたほうがよいでしょう。子どもが開けたいと言った場合は、「帰ってから開けようね」と一声かけることが大切。