フルーツや魚、キノコや野菜など、美味しいものがたくさんあるこの季節。 せっかくならそんな旬の食材を目当てに、“おいしい旅”に出かけてみませんか?

 

今回は、食材別におすすめのお出かけ先をまとめてご紹介したいと思います!

 

秋の味覚「サンマ」を味わうなら太平洋側へ!


秋の味覚の代表と言っても過言ではない「サンマ」。 一般的に、太平洋側でとれたものの方が味が良いといわれています。なかでも、とくに北海道・青森・岩手・宮城など北の海でとれたサンマが脂が乗っていてがおすすめ。 美味しいサンマを食べたいなら、ぜひ北海道・東北の太平洋側に出かけましょう!

 

そもそもなぜ秋のサンマはおいしいの?

さて、秋が旬だといわれているサンマですが、その理由をご存知ですか? 実は、繁殖の時期がちょうど秋重なっているのです。


サンマは黒潮周辺(房総半島沖を東に流れる暖流)で生まれます。そして秋から春の時期を目安に成長しながら北の方角へ移動。成長したサンマは子孫を残すために、今度は夏から秋の時期に南へと戻ってくるのです。 つまり、秋に取れるサンマは繁殖のためにたっぷり栄養を蓄えた状態だということ。そのため、サンマの旬は秋とされています。

 

サンマのおいしい時期は地域によって違う

栄養をたっぷりと蓄えたサンマは北から南下してきます。つまり、地域によって旬のサンマがとれる時期が異なるのです。


 

北海道では8月下旬から10月頃に旬を迎えます。そのため、北海道でおいしいサンマを食べたいなら、夏の終わり頃がベストということになります。


旬の時期は少しずつ南下していくので、青森は10月から11月、岩手や宮城では11月からが旬になります。

 

美味しいサンマを味わいたいなら、まず北海道・東北の太平洋側を攻めましょう。さらにそこから時期と地域を掛け合わせ、お出かけ先を絞り込んでいけば、この秋一番美味しいサンマに出会えるかもしれません。

 

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