旦那さんが年下だったり、お姑さんが後妻だったり…事情はさまざまあるものの、嫁姑の年の差が「わずかひと回りほどしか離れていない」なんてケースも意外と多いようです。「お義母さん」とかしこまって呼ぶのもはばかられるほど若い姑と、姉妹のような関係の嫁たち。そこにはおつき合いのコツがあるそうです。

 

ふだんは〝姉妹〟でも、親戚の前では〝義母〟(あかねさん/35/看護師)


 

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旦那は私より5つ下の30歳。18歳のときに旦那を出産した義母は現在48歳、私とは13歳しか年齢の差がありません。年齢よりもずっと若く見えますし、いわゆる「お姑さん」という雰囲気ではなく、ほんわかしたやさしい人です。 最初に会ったときから「名前で呼んでね」と言ってくれたので、結婚後も「お義母さん」ではなく、お互いを「陽子さん」「あかねちゃん」と名前で呼び合っています。まるで「姉妹」みたいに仲が良いんです。 でも親族が一緒のときは、私が一歩下がり〝お義母さん〟としての態度で接しています。きっと欧米なんかだともっとフランクなのかもしれませんが、日本だと年上の方はまだまだうるさい人も多いので…。 とくに義母から注意されたわけではありませんが、そういうときは「義母」として立てられているのも、お互いの意思疎通ができているからこそなんでしょうね。 言葉はなくても、お互いの関係を支えられるなんて、やっぱり本当の姉妹のような感じがします。ただ、最近は「あ、おばあちゃんっぽい」なんて感じることもあります。秘密ですけどね(笑)。

 

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