ほとんどの場合、履歴書に貼ることが求められる証明写真。スマホで撮る写真はなかなか“盛れる”のに、証明写真機だとなぜか写真写りが悪くなることにお悩の方も多いのではないでしょうか?
顔写真は面接官に好印象を与えるための重要なポイントです。また、ただでさえ緊張する就職面接なのに「やっぱり写真写りが悪いかな…」「もっといい写真を選べばよかったかも…」と余計な不安を抱きたくはないですよね。
そこで、今回は証明写真機でより写真写りをよくする撮影テクニックを紹介したいと思います。
証明写真はなぜ写真写りが悪くなるのか?
そもそも、なぜ証明写真を撮影するときはキレイに写らないのでしょうか?
証明写真は普段撮るスナップショットとは異なり、オフィシャルな場面で使用するという目的があります。そのため、真面目な表情を作らなければいけません。
「少し微笑もう!」と意識しても、真面目な顔を作らなくてはいけないと思えば思うほど、表情がぎこちなくなり、写真写りが悪くなってしまうようです。
また、いつシャッターが落ちるのかも分かりづらい点も写真写りの悪さの一因です。シャッターを待っている間に口元に力が入ってしまったり、目に力が入りすぎて視線がきつくなったりしてしまい、結果的になんだか不機嫌そうな表情に…。
証明写真を撮る時は、まずリラックスして臨むことが大切。また、これからご紹介する簡単なテクニックを使えば、さらに写真写りをよくすることができます。
写真写りをよくする5つの極意とは
リラックをして、顔の緊張をほぐしたら、次の5つのポイントに注意してみましょう。
①背筋をまっすぐ伸ばす
まずは姿勢をしっかり正しましょう。 カメラを正面に、背筋をまっすぐ伸ばして座ります。この時、胸を開いているようなイメージで背筋を伸ばすと、上半身がスッキリして見えます。逆に、背筋が曲がっていると自然と顎が前に出てしまい、暗い印象になってしまうので要注意です。
証明写真機で写真を撮ったことがある方はご存知かもしれませんが、撮影画面には、十字線が入っています。この線に体を合わせたら、特に肩が平行になるように調整してください。体が傾いていると、だらしなく見えるだけでなく、写真写りも悪くなります。
また、背筋を伸ばすことを意識するあまり、顎を引きすぎてしまう方がいますが、これも写真写りを悪くする原因の一つです。過度に顎を引いてしまうと上目遣いになり、白目の面積が広くなります。すると、睨んでいるような表情になり、目つきが悪く見えてしまいます。
顎の引き加減が難しいときは、顎を引くよりもおでこを前に出すイメージで背筋を伸ばすと、自然と美しい姿勢を作ることができるので、試してみてくださいね。