使い切ることをルールにすれば買い物がシンプルに


冷蔵庫の収容品の見える化対策が終わったら、次に買った食材の「使い切り化」対策を行いましょう。

 

 

 

缶詰や、ある程度の期間保存をしておくことができる食品であれば、中長期的に使い切ることができます。しかし、長期間保存することのできない肉や魚、野菜は、基本的に短い期間で使い切らなくてはいけません。買い物の際には、「いつまでに使い切れるか」を基準にしてみましょう。

 

そもそも、食材を使い切るためには、余計なものを買わないようにすることが大前提です。たとえ安売りされていたとしても、生ものは買いだめはおすすめできません。 もちろん、冷凍保存やチルド保存することは可能です。その場合は、献立をシミュレーションしてみて、どんな料理に使うかを具体的に考えてみてください。活用法が具体的に思いついて、使い切る目処が立つのであれば、購入しても問題は少ないと言えるでしょう。 献立が思いつかず、「よくわからないけど、たぶん使い切れる!」と思った場合、それはあなたにとって必要でないものの可能性が大。使い切れずに、食材をだめにしてしまうかもしれません。

 

どんなに安く買ったとしても、使い切れずに廃棄してしまったとしたら、それは「ムダ遣い」です。使い切れる量だけを買う癖をつけて、“食費節約体質”になりましょう。

 

脱・ダメ冷蔵庫で食費節約を成功させる


なかなか難しい食費節約を成功させるためには、まず食品を保管する冷蔵庫を見直すのがおすすめです。 買ってきた食品や食材を「とりあえず」という気持ちで冷蔵庫に入れてしまっている方は、ぜひ冷蔵庫の棚卸しを行ってみてください。自分でも気づいていない「ムダ遣い」が潜んでいるかもしれません。

 

文/今野由奈