食費を節約しているつもりなのに、家計簿をつけてみるとなぜか毎月支出が減らない…ということはありませんか? 住居費などの固定費に比べて大きな節約がしにくいと言われている食費。安売りしているときにまとめ買いしたり、冷凍食材を作ってみたり、色々な工夫をしている人もいるかもしれませんが、まず見直すべきは冷蔵庫の中。 今、冷蔵庫の中に入っているものを全て正確に言うことができますか?もしできないのであれば、無意識のうちに“ダメ冷蔵庫”を作ってしまってるのかもしれません。 冷蔵庫を上手に使って食費節約をする方法を一緒に見てみましょう。

 

食費節約の第一歩は冷蔵庫の棚卸しから


食費節約のために、特売日などにまとめて食品や食材を買って、冷蔵庫にストックしている方は多いかと思います。

 

確かに特売品をまとめて購入すると「お得感」があって、節約に繋がっているように思えます。しかし、せっかく安く購入したものでも、使い切らずに賞味期限を過ぎてしまったり、いつまで経っても出番がなかったりすれば、それは節約ではなく散財です。

 

 

 

 

無駄な買い物をしていないかどうか知るために、まずは冷蔵庫の中にストックされている食品の棚卸しをしてみましょう。そして、冷蔵庫に保管してある食品をリストアップしたら、次のようなものがないかチェックしてみてください。

 

□賞味期限の切れたドレッシングやチューブタイプの調味料

□一度も使ったことのない珍しい調味料

□同じ種類のドレッシングや調味料

□食べ残しや飲み残しの食品

□古くなってしまった野菜

□賞味期限切れのお総菜や加工食品

 

冷蔵庫にしまったまま活用することがなかった食料品のひとつひとつは数百円程度で、そこまで大きな金額ではないかもしれません。しかし全てをまとめてみると、想像を上回る価格になってしまうこともあります。その分は節約可能だった金額だと思うと、もったいないですよね。