秋の終わり頃から、幼児を中心に流行する「溶連菌感染症」。一般的な風邪と似ているのに症状の強さが特徴で、治療方法もまったく異なるため、きちんと見分けることが大切。受診してから、医師の指示や投薬指示をしっかり守ることが大事です。溶連菌感染症について詳しく解説します。

 

溶連菌感染症ってどんな病気?


 

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溶連菌感染症は、A群溶血性連鎖球菌という細菌に感染することによって発症する病気。 毎年11月末頃〜翌年7月のはじめ頃まで、主に3歳以上の子どもを中心に流行します。溶連菌感染症の特徴を詳しく見てみましょう。

 

■溶連菌感染症はどんな症状が出る?

溶連菌感染症は、感染後2~5日の潜伏期間を経て、発熱とのどの痛みが現れます。発熱は38℃以上の高熱になることがほとんどで、身体に強いだるさも生じるのが特徴です。 このため発症するとぐったりしして元気がなく、衰弱しているように見えます。また扁桃が大きく腫れるため、のどの痛みは非常に強いとされています。 年齢が低いとのどの痛みのため、十分な水分が摂れなくなったり、唾液が飲み込めなくなってしまうことも少なくありません。 のどの粘膜や舌がポツポツと赤くなるといった症状が見られることがあります。