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vol.16  保育園でのおむつ定額制サービス

育児、仕事、家事、社会のこと、ママたちが普段気になっていることをCHANTOモニターに大調査!ママたちの「どうして?」を「なるほど!」に変える記事をお届けします。vol.16は「保育園でのおむつ定額制サービス」についてです。

 

2019年7月よりユニ・チャームは保育園の人材サービスなどを行うBABY JOBと提携し、保育園向けにおむつが定額で使える「手ぶら登園サービス」を開始しました。現在、保育園に持っていく紙おむつは親が子どもの名前を記載し登園時に持参するのが主流です。しかし、保育園がこのサービスに登録すると、業者から直接保育園に紙おむつとおしりふきが配送されます。そのため、保護者はおむつの準備と持参が不要になる仕組みです。料金などの詳細は「おむつ定額サービスで「保育園へのおむつ持ち込みがいらない!?

の記事で確認してみてくださいね。

 

今回は、画期的ともいえるこのサービスについてCHANTOモニターのみなさんに考えを聞きました。

67%のママが賛成!登園の準備や荷物の負担軽減に期待大!

まず「おむつの定額制に賛成ですか?」と聞きました。結果、67%が「賛成」と、ほとんどのママが歓迎の意を示しています。

 

その理由には「朝の準備が楽になる」「荷物が少なくなる」という意見が大多数を占めました。毎日、おむつに名前を書いて保育園に持っていくのは面倒なので、多少費用がかかっても定額制にしてもらった方が助かると考える人が多いようです。

 

また「保育園側の管理も楽になると思う」というコメントも多数ありました。現在のシステムだと、保育士も園児が個別に持ってきたおむつやおしりふきを子ども別に管理しながら使わなくてはなりません。定額制サービスを導入すれば、その管理に割く時間や手間を軽減することができるため、激務が問題視されている保育士の業務量も減らすことが期待できます。

 

賛成以外の回答は「反対」は2%、「どちらでもない」31%でした。 その理由を見てみると、「子どもごとにおむつのサイズ・肌荒れなど、合う・合わないがあるので」「メリットもある反面、体型に合わないと漏れて汚れ物が増える、皮膚に合わないとかぶれてケアが大変などのデメリットもありそう」など、おむつと子どもの相性が合うかどうか心配ということでした。

 

次に「他に育児にまつわるもので定額制にしてほしいものは?」と質問したところ、多かったものは「保育園での着替え」「保育園での粉ミルク」「保育園の昼寝用布団、シーツ」などいずれも保育園にまつわるものばかり。やはり保育園の持ち物の管理がママたちの大きな障害となっていることがうかがえます。

 

その他は、調理にも保存にも手間のかかる「離乳食」、子どもがすぐ大きくなってしまい着られなくなる「子ども服」という声も多くあがってました。

 

仕事や家事に追われる中での準備や、かさばる荷物での登園は我々にとってかなり負担です。また個別でのおむつの管理は保育園側にとっても面倒な業務です。これらを解消するおむつ定額サービスは、両者にとってまさにwin-winのサービスといえるでしょう。こうした今までになかった新しいサービスを企業や自治体が打ち出してくれることで、より子育てしやすい社会になっていくはずです。おむつ定額サービスが、そのきっかけとなるといいですね。

働くママのリアルがわかる! @CHANTO調べ

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取材・文/阿部祐子 イラスト/児島衣里

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©️CHANTO調べ 調査期間:2019年8月20日〜9月1日 調査対象:CHANTOモニター104人