教育費をかけて子どもに期待することって?
便乗値上げが問題となっていますが、ひとまず保護者の負担は減ったよう。株式会社ベネッセコーポレーションは今年10月に、「幼児教育・保育の無償化への保護者の意識調査」を実施しました。
はじめに「『幼児教育・保育の無償化』で負担が軽減されたお金はどのように使う予定ですか」と質問。最も多かったのは31%の人があげた「子どもの将来のための貯蓄・保険料」との回答でした。「子どもの教育費など」と答えた人は29.5%、「子どもに限定しない家庭の日常生活費」に使う人が18.2%という結果に。
同調査ではさらに「教育費をかけて子どもに期待すること」についてもアンケートを行いました。1位は「いろいろなことへの興味関心をもつこと」で47.4%、次いで2位には「基礎的な体力や運動能力を身につけること」が47.2%の割合を占めてランクイン。そのほか「身体を動かす楽しさを感じること(43.5%)」「目標を決めてがんばる力を身につけること(43.2%)」「集中して物事に取り組む力を身につけること(43.1%)」といった回答が寄せられています。
子どもたちが理想的な教育を受けるためにも、税収が活かされるような仕組みになるといいですね。
文/内田裕子
参照/内閣府「幼児教育の無償化に係る参考資料」https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/free_ed/k_1/pdf/ref1.pdf
株式会社ベネッセコーポレーション「幼児教育・保育の無償化への保護者の意識調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000753.000000120.html