季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。特に頭痛が起こりやすくなるという方も多いのではないでしょうか。頭痛の原因は様々ですが、子育て中のママ世代に多い「片頭痛」も季節の変わり目に起こりやすいと言われています。注意すべき片頭痛の特徴と対処法について詳しく解説します。
片頭痛の症状の特徴
片頭痛は、頭の一部にズキズキとした強い痛みを生じる病気です。男性よりも女性に発症しやすく、特に20~40代の女性に多いことがわかっています。 明確な発症メカニズムは解明されていませんが、脳の血管が広がって周囲の神経を刺激することが原因と考えられています。 片頭痛の症状は、他の頭痛とどのように異なるのでしょうか?
症状が強い
片頭痛の最大の特徴は、とにかく痛みが強いことです。発作のように襲う頭痛が1~3日ほど続くことが多く、吐き気や嘔吐を伴うことも少なくありません。
あまりの痛みのため、家事や育児どころではなくなる人も見られます。
周期的に発症する
片頭痛の症状は1~3日ほどで自然に良くなります。辛い症状は何事もなかったかのように改善しますが、周期的に頭痛が起こるのが特徴のひとつです。
周期は人によって異なり、1週間ごとに繰り返す方もいれば、1年以上の間隔で忘れた頃に頭痛発作に襲われることもあります。
前兆となる症状がある
激しい頭痛発作が起こる前に、キラキラとした光が見えたり視野が欠けるといった目の症状、脱力やしびれなどが現れることが。
前兆となる症状は1時間前後で自然になくなり、その後に偏頭痛が始まるというパターンが多く見られます。
その他にも眠気や生あくび、漠然とした発作到来の予感など、「予兆」を感じる人も多いようです。