咳がなかなか治まらず「風邪が長引いているだけかな」と思っていたら、発作のような激しい咳が出るように…こんな症状があらわれたときは「百日咳」の疑いがあります。名前の通り咳が23か月ほど続く百日咳は、子どもを中心に流行する感染症。特徴と注意点について詳しく解説します。

百日咳ってどんな病気?

 

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百日咳は「百日咳菌」と呼ばれる細菌に感染することによって発症する病気です。 現在、日本では四種混合ワクチンとして、百日咳に対するワクチンの接種が定期化されており、感染者は激減しています。 しかし世界では、1年間に約20万人もの子どもが百日咳で亡くなっているとされています。 保育園や学校など集団生活の場で流行が見られ、現在でも注意すべき感染症のひとつです。 特に近年では、乳児期に摂取したワクチンの効果が薄れ始める、小学校高学年生の発症が多くなっています。