プロが教える身のふっくらとした“アサリの味噌汁”の作り方!
作り方が難しい「ローストビーフ」と「豚の角煮」の簡単レシピを見てきましたが、基本的な料理にもあまこさん独自の“失敗しない工夫”があるようです。今年放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、「アサリの味噌汁」の上手な作り方を紹介。いまさら聞けないアサリの調理法も含めて解説していました。
まずはアサリの砂抜きに関する基本的な知識から。しっかりと砂を抜くためには、貝が生息していた環境に近づけることが大切です。そのため平らなバットに貝の表面が出るくらいの水を入れて、容器の中を暗くして砂抜きしましょう。ボウルの中に水をたっぷり入れて砂抜きしていた人はぜひ参考にしてみて。
ゆでるときにもちょっとしたコツがあります。アサリはお湯からゆでるとすぐに身が煮詰まっていまい、ダシを十分に引き出せません。味をしっかりと汁に染み込ませるよう、“水から”煮だすのがポイントです。 また、火を止めるタイミングにも注意が必要です。お湯が沸騰したら徐々に貝が開き始めるので、1/3くらいの量が開いた時点で火を止めます。あとは蓋をして、余熱で全てのアサリが開くのを待つのが正しいゆで方。すべての貝が開くまで加熱してしまうと、せっかくの身が固くなってしまいます。最後に味噌の風味をプラスすれば、身のふっくらした絶品味噌汁のできあがり。
あまこさんのテクニックを参考に、料理の腕を上げてみてくださいね。
文/牧野聡子
※炊飯器調理の可否は商品によって異なる場合があります。説明書などをご一読の上、ご自身の判断で行ってください。