お子さんが生まれたときは、出生してから14日以内に自治体に出生届を出す必要があります。それまでにお子さんの名前を決めなければなりません。

 

お子さんの名前を決めることはこれからの一生を左右することにもなるので、じっくり考えて決めなければならないのです。ただ、名前決めは大切だからこそ、夫婦や親族の間で名前決めについて揉めてしまうこともあるのではないでしょうか?

 

今回は名前決めの際に揉めてしまった場合の対処法について紹介していきます。


名前決めで揉めるって本当?

誰もが一度は自分に赤ちゃんができたら、こんな名前にしたいと考えたことがあるのではないでしょうか?子供の理想の名前を誰しも一つは持っていることでしょう。

 

ただ、その理想の名前は夫婦で共通しているものではありません。自分は和風な名前がいいと思っていても、旦那さんは可愛らしい名前がいいと思っているかもしれません。そこに考え方の違いがあるからこそ、名前決めの際には揉めることが多いのです。


どのような理由で揉めるのか

名前を決めるときに実際にどのような理由が原因で揉めてしまうのかをまとめてみました。

 

  • 誰ともかぶらないような名前がいい

知り合いとかぶりたくないからと言って、提案した名前をことごとく断られてしまったというケースがあります。確かに、名前は特別なので誰ともかぶりたくないというのかわかりますが、全て否定されるのは腹が立ってしまいますよね。

 

  • 親族が反対

2人が納得していてもどちらかのご両親が反対するといったケースもあります。「もっと男らしい名前にしたほうが良い」、「読めない名前はやめておきなさい」などさまざまな理由で反対されてしまうケースがあるのです。


名前決めで揉めてしまったときの対処法

お子さんの名前を決める際には、夫婦で揉める場合と親族で揉める場合があります。それぞれ場合分けして揉めたときの対処法を紹介していきます。

 

夫婦で揉めてしまった場合の対処法

  • 漢字と読みで分ける

一人が名前を決めるのではなく、2人で担当を分けて名前を決めていきましょう。例えばママさんが漢字を決めて、パパさんが読みを決める。このようにお互い担当を分けることで揉めることを避けることができます。

 

  • 2人で子供にどのように育ってほしいか考える

最近ではキラキラネームやしわしわネームなど、名前決めのブームがありますがそれに合わせる必要はありません。まずは夫婦でお子さんがどのように育ってほしいのかを考えましょう。

 

例えばママさんが「優しい子に育ってほしい」と願っているなら「優」という字を使ったり、パパさんが「大きくすくすく育ってほしい」と願うなら「大」、「樹」という字を使ったりなど、2人で考えながらパズルのように組み立てていきましょう。

 

上記の例で名前を決めていくなら「優大」、「優樹」のような感じですね!

 

  • 漢字を一つずつ出し合う

上記と似たような感じにはなりますが、2人で意見が割れてしまう場合は感じを一つずつ出し合いましょう。例えば、ママさんが「陽」という漢字が好きで、パパさんが「太」とい漢字が好きなのなら「陽太」という名前が出来上がります。

 

一人で考えるのではなく、お互いが好きな漢字を組み合わせることで穏便に決められることでしょう。

 

  • 姓名判断を頼る

どうしても2人の意見がぶつかるのであれば、姓名判断を頼ってみるのも良いですね。ただ、姓名判断によってもさまざまにあるので、姓名判断をしてもらう際は一カ所にとどめておきましょう。姓名判断をしてもらった上で、再度夫婦で話し合ってみましょう。

 

  • 候補をいくつか考える

一つの名前だけに固執して考えるのではなく、いくつかの候補を出し合いましょう。候補を出し合った上でもう一度2人で話し合ってみましょう。

 

親族に反対されたときの対処法

意外と両親や親族にお子さんの名前を反対されることが多いです。そのような場合はどのように対応すればよいのでしょうか?

 

  • 親族の意見も取り入れる

親族に強く反対されたのなら、親族の意見を聞きつつもう一度夫婦で話し合ってみると良いでしょう。話し合いには親族も参加してもらうのでなく、2人で話し合うことが大切です。

 

親族の意見を聞いた上でもやはり自分たちで考えた名前のほうが良いと思ったら、どうしてその名前にしたのかを親族に説明してあげましょう。名前の由来をしっかり伝えたら、親族もわかってくれることでしょう。

 

  • 出生届を出してしまう

2人で納得した名前なのであれば、出生届を先に出してしまうのも手でしょう。出生届を出せば変更することはできませんし、呼び続けるうちに親族も徐々に慣れてくることでしょう。

 

ただ、あとから揉めてしまうこともあるので、名前を由来をしっかり説明しておくことが大切です。


まとめ

今回はお子さんの名前決めで揉めてしまったときの対処法を紹介していきました。やはり大切なお子さんの名前ですから、どのような名前にしようか本当に迷ってしまいますよね、

 

自分では「○○がいい」と思っていても、旦那さんや親族に反対されてしまうこともあります。揉めて納得のいかない名前になってしまったら、後悔が残ってしまいますよね。

 

そのようにならないためにも、しっかりと2人で何度も話し合うことが大切です。対処法をいくつか紹介しましたので、ぜひ参考にしてくださいね!