皆さんは「保育補助」というお仕事があることをご存じでしょうか?「保育」と言えば専門家であり保育士免許を所持している保育士が行うものというイメージをお持ちの方が多いことでしょう。
現在さまざまなメディア媒体で保育士不足が叫ばれています。そんな保育現場の現状を打破するために活躍するのがこの「保育補助」として働く方々です。そこで気になるのが、「保育補助」とは一体どのような仕事で、どのような人がなれるのかというところです。
今回は、免許は持っていないけれど育児経験を生かして働いてみたいという方々に向けて、「保育補助」のお仕事についてご紹介していきます。
「保育補助」とは?
主に保育園などの保育現場で保育士のサポートをするという役割を担うことを「保育補助」と言います。保育士等の資格がなくても働くことができ、保育未経験の方でも保育補助の職に就くことができます。
募集は各園や都道府県により異なってくるのですが、育児を経験した方がご自身の経験を生かすことができたり、将来保育士として働きたいと考えている方が実際の保育現場で経験を積むことができたり、子どもが好きで子どもたちと一緒に仕事がしたいという方に人気を集めている職種です。
まさに“縁の下の力持ち”
具体的な仕事内容は、各園や受け持ったクラス、年齢によっても異なってくるのですが、主に保育室の片づけやお掃除、子どもたちの活動である制作の準備や壁面づくりなどです。
例えば、子どもたちが使う色鉛筆や折り紙などを子どもたちが取り出しやすいように整理したり、子どもたちが作った作品を壁や作品棚に掲示したり。季節の制作の前には、あらかじめ必要なパーツを用意しておくなどの仕事があります。
子どもたちの生活がスムーズに流れていけるように環境を整えたり、保育士だけでは手が回りきらない部分をお手伝いしたりします。保育現場での縁の下の力持ちのような役割を担います。