■〝察してちゃん〟を客観視したら…(ゆかりさん/31/販売員)

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私が〝察してちゃん〟をやめたのは、あるママ友のおかげ。でも彼女から指摘されたわけでも、注意されたわけでもありません。彼女は私以上の〝察してちゃん〟だったんです。彼女と出会ったのは、保育園の保護者会でした。 提案に対して納得ができないと、首を傾げたり「理解できない」という表情をしたり。明らかに誰かに「どうかした?」と聞かれるのを待っている様子。実は私も、旦那に対して似たようなことをしていたんです。側から見ると恥ずかしい限り…同族嫌悪だったのかもしれませんね。 よくよく思い出すと、私が察してほしいアピールをするたびに、旦那は不機嫌になったりイライラしたりするだけで、要望を聞いてくれたことはありません。〝察してちゃん〟になっても見苦しいだけで、効果がないことに気づ課されました。 それから自分の態度はあたらめ、彼女にはなんだか感謝すらしています…相変わらずの〝察してちゃん〟なのですが。私が何事もはっきりと言うようになってから、旦那のイライラも相当軽減したみたいです。