■「読書って楽しい!」気持ちを共有する
ママが子どもを本好きに育てるためのコツ、最後の一つは「感情の共有」です。読書に関わらず、子どもは親との間の気持ちの共有によって、好きなこと・楽しいことを選択していくケースが多いと言えるでしょう。 たとえばサッカー好きのパパと一緒に育つ子どもが、幼い頃からボールに親しむ機会が増え、パパと一緒に楽しむうちに自然と上手になっていくようなイメージですね。読書についても、同じことが言えるのです。 一人で読んでも楽しいのが本の魅力ではありますが、同じ本を読んだ相手と、アレコレと意見を出し合うのも楽しさのもとになります。子どもが夢中になっている本があったら、ぜひママ自身も同じ本を楽しんでみてください。 「ママが好きなのは○○のシーンなの」なんて話しかけることで、子どもはより一層本の世界に引き込まれていきますし、本を通じたコミュニケーションも可能となります。 お互いに感想を言い合うことがアウトプットにつながり、読書を通じた知識の定着にも役立つと言われていますよ。
■まとめ
子どもを読書好きに育てるためのポイントは、いかがでしたか?「やっぱり幼いころからの働きかけが大切なのね……」なんて感じた方も多かったかもしれませんが、小学校低学年までであれば、ママの働きかけは十分に有効だと言われています。 もちろんそれ以降でも、子どもが自分自身の好奇心を広げていく過程の中で、自然と読書に興味を抱くケースも少なくありませんから、どうか諦めないでください。 子どもを読書好きに育てたい!と思ったときには、ぜひ家族みんなの趣味として、読書を楽しんでみるのがオススメですよ。