子どもの語彙力や想像力、集中力を高める上で、効果的だと言われているのが読書習慣です。特に、幼い時期から読書好きである子どもの場合、学童期以降にそのメリットを実感しやすいと言われています。 このような情報を目にすると「我が子にも、ぜひ読書好きになって欲しい!」と思うママも多いのではないでしょうか。とはいえ実際には、「どうすればうちの子、読書好きになってくれるの?」なんて戸惑ってしまうものですよね。 そこで今回は、子どもを読書好きに育てるための4つのポイントを紹介します。

 

■幼い頃から、読み聞かせを実践する

子どもを読書好きにするための方法として、よく言われているのが読み聞かせです。幼い子どもにとって、「文字を読む」ということは、とんでもなく重労働です。お話の世界に興味を抱いているにも関わらず、文字というハードルでそれが薄れてしまっているとしたら、非常にもったいないことです。 読み聞かせは、ママも子どももゆったりとした気持ちで取り組める時間を選択するのがオススメです。就寝前や、お風呂の後の時間は、読み聞かせにピッタリの時間だと言えるでしょう。 「読み聞かせをしても、子どもがなかなか集中してくれない……」という悩みを抱えるママも多いかもしれませんが、それは本の内容が、子どもに合っていないことが考えられます。 幼い時期であれば、音の響きが子どもを惹きつけるだけの絵本でも良いですし、ある程度大きくなってからであれば、迷路や間違い探しなどのゲームブックでも大丈夫です。まずは本の世界に対するハードルを下げるところからスタートしましょう。 自宅にピッタリの本がない……というときには、パパ・ママおなじみの「おてて絵本」でも大丈夫です。子どもを主人公にした絵本を作れば、楽しみながら聞いてくれることでしょう。