行事やイベント、旅行の度に子どもの写真を撮っていても、イマイチと感じることはありませんか。 カメラを向けると表情が硬くなってしまったり、構図がいつも同じだったり、こちらの思い通りに動いてくれなかったりと、子どもの撮影は難しいものです。でも、ほんのちょっとした工夫で、写真はグンと魅力的になります。

 

今回は「技術」と呼ぶほどではない、小さなテクニックをご紹介。ぜひ参考にして「これ、あのときの写真だ!」と印象に残るような1枚に挑戦してくださいね。

 

アングルにこだわって「ちょっと違う1枚」を


まずは簡単にできるテクニックから挑戦してみましょう。アングルを普段と変えるだけで、新鮮な写真が撮れますよ。

 

1.子どもと同じ目線まで下がってみる

いつもより視点を思いきり下げて、子どもと同じ目の高さで撮るとおもしろい1枚に。大人の視点からは見えない、子どもが見ている世界が写せますよ。

 

2.子どもよりさらに低い位置から撮影

子どもよりもさらに低い、小型犬くらいの視点から広角で、空や背景を入れて撮影。子どもの視点から見た世界の広がりを感じさせる、スケールの大きな写真になります。

 

3.大人目線で見下ろして

上記二つとは逆に、大人目線で少し見下ろすように撮る方法もあります。撮影しているママやパパの体の一部をあえて入れるように構図を工夫すると、子どものサイズ感がわかる作品になりますよ。

 

「寄り」と「引き」を使い分ける


特に意識せずに写真を撮ると、子どもも背景もどっちも写るように撮影していませんか?「寄り」と「引き」をいつもと変えると、我が子の“今”の姿をとどめることができますよ。

 

4.思いきりアップで撮る

子どもがまだ小さいうちは、画面からはみ出しそうなくらいアップにするのも楽しい1枚になります。あどけない表情はもちろん、アップにしても毛穴ひとつないあまりにもきめ細かな肌は、ぜひ写真に残しておきたいですね!

 

5.思いきり引きで撮る

ついわが子を大きく写したくなりますが、あえて風景に溶け込ませるように引きで撮るのもおすすめ。子どもの小ささが強調され、かれんさや頼りなさが表現できます。