【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:まのり
リビング収納は学力アップにいい?
「子供部屋で隔離されて勉強するよりも、家族が集まるリビングで勉強したほうが、学力アップに効果がある」と、よくメディアでも紹介されていますよね。実際に、東大出身者はリビングで勉強していた人が多かったという説もあり、近年「リビング学習」という言葉をよく耳にします。確かに、わからないことがあれば親がすぐに対応できますし、程よい緊張感と安心感もあります。わが家でも、昨年息子が小学生になったタイミングで、学習机を買ってリビングに配置することにしました。もともと、リビングで着替えや身支度をしていましたが、学習机もセットなら、宿題もできるし、翌日の準備や着替えなどもできるようになり、たしかに便利。ただ、わが家のリビングは、キッチンで作業をしながら目が届きにくい位置にあるため、息子の勉強している様子を確認しにくいのが欠点でした。
わが家の学習机の選び方
子どもたちの学習机は「ニトリ」で購入しました。いろいろ見てまわると目移りしてしまい、子どももアレコレ迷ってしまいます。いろいろリサーチをするなかで、ニトリの学習デスクはシンプルで機能的だと思い、夫とも相談して、選択肢をある程度狭めてから、最終的には子どもに決めさせようという結論に。そこで、ある週末に子どもをニトリに連れて行き、一緒にみながら「この中から選んでね」と伝えました。実は親の意見がほとんどですが、最後は子どもに決めてもらうことで、子どもも納得し、大切に使ってくれるようになるのではないかと思います。もともとは小学生に進学する上の子の机だけを購入する予定だったのですが、上の子の勉強を見ていると、下の子が「私もかまって~、私は何をすれば良いの~」とかまってオーラ全開で(汗)。下の子は小学生ではないけれど、上の子が勉強している時にいっしょに過ごせるように、ちょっと早いですが一緒のタイミングで学習机を購入しました。おかげで、上の子の宿題タイムにあわせて、お絵描きをしたり、字の練習をしていてくれるので、私も集中して上の子を見てあげられるようになりました。
さっそく学習机の配置がえを開始!
私は、フルタイムで働いているため、帰宅するとすぐキッチンに立ち、夕飯作りを始めます。そうすると、いっしょに帰宅した息子は、夕食までのあいだに、翌日の準備や宿題を始めるため、机をキッチンに置いたほうが良いのではないか…と考え始めました。そこで、思い立ったら吉日。思い切って学習机をダイニングテーブルの置いてあった場所へ移動することに。 この配置がえは大正解! 料理をしながら子どもの様子を見ることができ、今までよりもお互いの距離が近く、コミュニケーションをとって過ごせるようになりました。料理中に呼ばれてキッチンを離れることもなくなったので、調理がスムーズになり、夕飯の支度もグンとラクに。また、着替えはもともとリビングの収納においてありましたが、制服が増えたことで、ポールを1本購入し、そこに制服、帽子、安全たすきなどをかけられるようにしました。
これがキッチンからみた風景です。
キッチン前学習の効果は?
私は仕事から帰ってくると、ほぼキッチンで作業をしていますが、キッチン前に学習机を移動したことで、子どもが近くにいて安心できるし、子どもも机に座って、勉強していて疲れると私に話しかけたり…と、距離感が近くて、心地よい団らんの時間になっています。帰宅後から子どもの就寝までの時間は本当にあっというまなので、じっくり子どもと過ごす時間がなかなかとれない平日は、この距離感がとても助かります。肝心の成績アップの効果のほどはわかりませんが、確実に子ども達の学習机に向かう時間は増えました。まだ低学年なので、毎日集中して机に向かう習慣がついただけでも良かったなあと思っています。各家庭で間取りが違いますが、ぜひ、ベストな配置を家族で検討してみてはいかがでしょうか?
目指せ文武両道!