【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

 

ライター名:ナヲミング

 

ワーキングマザーのみなさま、家計管理はちゃんとやっていますか?貯金できていますか?収支を把握できていますか?

 

3年前の私は、全てノー!でした。育休明けで忙しく、細かいことを気にしていられないのと、収入が増えて自由に使えるお金が増えたのを言い訳に、思いつくままに買い物をしていたら、二人分のお給料が給料日前には毎月なぜかすっからかんに…。これじゃあまずいと家計簿をつけてみたり、先取り貯金をしてみたり、袋分けをしてみたり、試行錯誤してズボラな私がたどり着いたのが、支出をできるだけ「固定費」にしてしまう。という方法です。支出を固定費にするってどういうこと?と思われる方へ、我が家の一例です。

<通帳管理しているもの>

住宅経費・・・月々の住宅ローンの他に、年間の固定資産税、地震保険料、浄化槽維持経費自動車経費・・・ガソリン代、車検代、自動車税、自動車保険費用や、メンテナンス費用公共料金・・・毎月変動のある水道光熱費や電話代などこれらすべての年間の平均額(過去1年の通帳を遡って合計し平均値を出す)にプラスアルファした金額を毎月それぞれの口座に積み立てています。先取り貯金・・・貯金専用口座に月々定額を入金。

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<袋分けして現金管理しているもの>

年払いの保険料・・・生命保険、医療保険、学資保険など。引き落とし月に口座入金。冠婚葬祭費・・・不意の葬儀や、出費の大きい結婚式などのため定額を積み立てています。こども費・・・習い事の年会費やキャンプなどの参加費支払いのため積立。残高がわかるので使いすぎも防げます。特別費・・・家電の購入やイベントの費用。急な出費に慌てずにすみます。

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封筒をA5サイズの手帳ファイルにまとめてファイリングしています。

 

一見煩雑に見えますが、お給料をもらったら、それぞれの通帳や封筒に事務的に定額を振り分けるだけ。給料日にやることを箇条書きにしておけば、10分でできる作業です。私はよりわかりやすくするために、給料振込み口座とは別の口座をいくつか用意してこの作業を行っていますが、管理できる方は、もちろん一つの口座でも大丈夫。ただ、給振通帳と引き落とし通帳、それに貯金用の通帳は分けたほうが管理しやすいのではないかと思います。 そして、残った金額がやりくり費になります。必要経費も貯金もすべて処理完了しているので、やりくり費をどう使おうと細かいことは気にしなくていいのです。私は、一か月分のやりくり費をすべて財布に入れて、財布が潤っているうちは、飲み歩いたりいいお肉を買ったりして、給料日前になるとお買い物をセーブしてサバイバル生活を始める、という生活を何年も続けていました(笑)ちなみに、私にはおこづかいはありません。ジャイアン方式で、夫のものは私の物、私のものは私の物、ですwwただ、固定費はすべて必要経費だと思っているので、必要経費の通帳から使い込むことはありません。先取り貯金も、年間の目標金額を決めているので、ここ数年、手をつけることはありません。どうしても足りなくなった時は、袋分けの特別費から拝借。このゆるさも必要、ですよね。この方法が使えるのは共働きの家計だからこそ。収入が多いのに浪費が多いという家計には、固定費強化、オススメです。かくいう我が家は、私がまた育休に入ってしまったので、絶賛家計見直し中。広げてしまった固定費のスリム化に取り組んでいるところです。次は、育休家庭の家計管理をご紹介できるようにがんばります!