【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

 

ライター名:はないまさこ

 

わが家では、「1年に一度、冷蔵庫(冷凍庫も含む)を空っぽにしてリセットする」、と決めています。昨年冷蔵庫を買い替えた際に、冷蔵庫の片付けの効果に気がついたからです。

 

[覚えておこう!]冷蔵庫を片づける3大メリット

①食品ロスを減らすことができる。

②自分の買い物のクセを知ることができる。

③食費を減らすことができる。

 

[実践レポート]わが家の冷蔵庫を片づけてみました!

①食品ロスが減った!

冷蔵庫内を定期的に片づけることで、中身をきちんと把握できるようになります。 すると、 消費期限や長期間ストックされているものにも気づきやすくなり、 買い足す前に冷蔵庫のなかにある在庫から使うことが自然とクセづいていきます。結果、食品のロスが激減! ムダなゴミと出費も減り、ムダ使いしちゃったというストレスからも解放されました。

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②自分の買い物のクセがわかった!

わが家の場合、共働きなので、買い物の時間を節約するため、基本的に週1回の生協宅配がメインです。冷蔵庫の生鮮食品や野菜はおよそ1週間でほぼ食べきってしまうのですが、問題は冷凍庫にありました。

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冷凍庫は、ぎっしり満杯の状態です…。ひんぱんに買い物にいかないぶん、日常的に生協の冷凍肉や魚をストックしているのですが、「足りなくなると困る」と毎週多めに頼んでいるので、余った食材をどんどん冷凍してしまい、在庫がたくさん溜まっていることに気がつきました。手軽なネット注文のため、お金を払う意識が薄くてつい買いすぎることも原因の一つでした。片づけてみると、「あったら便利かも」と何となく買って、出番のないまま半年以上経過した冷凍の焼きおにぎりやピザなどを発見。結局、食べきれずに捨ててしまうという悪循環にも気づくことができました。

 

③食費が減った!

ムダな食品ストックに気がついてからは、

 

・家にストックがあるか確認してから買い物をする

・とりあえず、あったら便利かも、では買わない

・冷凍庫のストックから順に食べて消費する

・不安を解消するためだけの過剰な在庫を持たない

の4つの注意事項を心がけて、生協での食材の注文やスーパーでの買い足しを必要最低限にしていきました。すると、1ヶ月(4人家族)で月7万円以上だった食費(ビール・米なども含む)が、なんと6万円ほどに減ったのです。たったこれだけで、月1万円の節約になるとは驚きでした。 ご覧ください! 食べない食材でぎゅうぎゅうだった冷凍庫も、今ではスッキリ、ほぼ空っぽになりました!

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冷凍庫は魔法の箱ではありませんので、いずれ古い食品は捨てざるを得ません。詰め込みずに適量保存とすることで食品ロスや電気代も減らせます。つい長期間冷凍庫に保存しがちな方は、購入日や開封日をパッケージに書いておき、古い物から積極的に食べていく方法もお薦めです。

 

冷蔵庫を片づければ節約になる!

冷蔵庫は魔法の箱ではないので、いずれ古い食品は捨てざるをえません。詰め込みすぎずに適量を保管することで、食材のロスだけでなく、電気代の節約にもなります。スッキリ見やすければ、食材を探すときに、冷蔵庫をあけている時間も短くなりますよ。つい、長期間、冷凍庫に保存しがちな方は、購入日や開封日をパッケージにメモしておき、古い日付のものから優先的に食べていくだけでも、だいぶ効果がアップするはず。 「必要なモノを・必要な分だけ・必要な時に買う」――買い物の仕方は家計と片づけにダイレクトに直結します。皆さんも、食品が傷みやすくなる夏前にぜひ冷蔵庫を見直してみてはいかがでしょうか?