【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:ナヲミング
帰宅してから家事に追われて、猫の手も借りたいほどの忙しさ。CHANTO5月号でも家事シェアの特集をしていましたが、最近はワーキングマザーの大変さも認知され、いたるところに「ママがひとりで抱え込まなくてもいい」と書かれています。夫との家事分担や、外注なんかもおすすめされますよね。我が家でも、わりとイクメンな夫や働き者のルンバ様、年末は奮発してハウスクリーニングの力も借りて乗り切ってきましたが、誰よりも戦力になるのは子どもです。考えてみれば、いい歳した夫を教育するより、学び盛りの素直な子どもを教育したほうが早いに決まってます(笑)でも、ただ「お手伝いして」と頼んでも、なかなかやってもらえないものです。ありきたりですが、お手伝いをするとお小遣いがもらえると、子どもたちも喜んでお手伝いに励んでくれます。小学生の二人の息子に、お風呂洗い、給食のはしセット洗い、玄関の掃除、洗濯物畳み、ゴミ出し、朝ごはんのパンを買いにコンビニへ・・・いろいろなことをやってもらっています。今では長男に料理をしてもらうこともあります。
我が家の場合、1回お手伝いすると1ポイントで、5点たまると100円もらえるシステムでお仕事を依頼しています。お小遣いの他にも、10点たまるとパーティー1回またはテレビゲーム1時間というメニューもあります。パーティーは食材を買って一緒に作ってカンパイする・・となかなか時間も労力もお金もかかるのですが(笑)私もホームパーティーが好きなので楽しみのひとつになっています。そこはママの好きなこと・一緒に楽しめることに誘導しちゃいましょう。長男は、今はマインクラフトにはまっているので、1時間のゲーム時間をゲットするために、せっせとお手伝いをしているかわいいヤツです。ゲーム感覚で飽きない工夫をすることが、お手伝いを続けてもらうポイントでしょうか。
私は三人目妊娠中、子どもたちが毎日お風呂掃除をしてくれたのが本当にありがたかったです。当時保育園児だった次男も、一生懸命お手伝いしてくれました。お小遣いがもらえるのはもちろんですが、お母さんに喜んでもらえること、認めてもらえることが子どもにとってもうれしいし、できる自信にもつながります。子どもと向き合う時間の少ないワーキングマザーにとって、自己肯定力を高め、自立の準備にもなり、親子のコミュニケーションにもなり、何よりママの負担軽減にもなり、一石何鳥にもなるのがお手伝いだと思っています☆