■【趣味編】好きなことに取り組んで成果をまとめよう
・スポーツの記録をつけよう 野球やサッカーなど、スポーツに熱中しているお子さまにおすすめ。「夏休み中に〇〇ができるようになる!」などの目標を設定し、プロ選手の動きや、レッスン動画などを参考に、トレーニング内容を考えます。毎日の練習の様子や取り組み結果をノートに記録。夏休みの最後に、目標を達成できたのかどうかを振り返り、良かった点や悪かった点を分析します。自由研究を通して技術力も上がる、一石二鳥の取り組みです。 ・雑誌づくりで編集者気分 本を読んだり、文章を書いたりするのが好きなお子さまなら、自分だけの雑誌づくりはどうでしょうか。関心のあることをテーマに、誌面構成を考え、調査方法や取材先を検討。人にインタビューしたり、撮影したりなどして素材をそろえ、原稿を作っていきます。写真や文章をレイアウトして、完成したら、印刷・製本もしておきましょう。雑誌づくりを通して、情報をわかりやすく伝える方法を考察したら、立派な自由研究になります。
■自由研究の出来を左右する「まとめ方」は最後の関門
研究自体は楽しくできても、結果をまとめるのは難しく、労力もかかるもの。でも、まとめがないと、自由研究とは言えませんね。模造紙やノートを使うほか、最近は、自由研究をまとめるためのキットも販売されているので、上手に活用するとよいでしょう。 まとめは、大まかには「研究の動機・きっかけ」「研究方法・手順」「予想」「結果」「わかったこと」で構成するとわかりやすくなります。文章だけでなく、写真や図表、イラストを使って、見やすくするのもポイントです。
■まとめ
子ども一人ではうまく進められない自由研究は、親にとっても荷が重い宿題。しかし、自由研究をきっかけに、興味・関心が広がることもよくあり、苦労して取り組む価値は大いにあります。 お父さんやお母さんが忙しいご家庭なら、工場見学や自由研究イベントを活用するのもよい方法。1日参加するだけで、ある程度はまとめられるので、なかなか時間がとれない場合にはおすすめです。